memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

韓国の韓進海運、保有船の差し押さえ回避へ各国で法的措置を検討

2016-09-07 06:39:19 | 海事
韓国の裁判所に法定管理(会社更生法に相当)を申請した国内海運最大手、韓進海運(117930.KS)は、保有する船舶の差し押さえを避けるため、世界各地で法的措置を取ることを計画している。韓国当局が明らかにした。(9月5日REUTERS)

同社が先週31日にソウルの裁判所に法定管理を申請した後、同社の船舶が世界各地で入港を拒否されるケースが増えている。

海事当局によると、5日までに、韓進海運のコンテナ船61隻とバラ積み船18隻が入港を拒否された。同社によると、このうち1隻はシンガポールで債権者に差し押さえられたほか、多くの港湾当局と港湾サービス会社が同社の船舶を扱う際に現金を要求しているという。

同社は141隻の船舶を保有。うち128隻が運航している。

米国では、少なくとも3社が韓進海運に対し、債権未回収を理由に船舶などの資産の差し押さえを求める法的措置を取った。

法律の専門家は、韓進海運が船舶の差し押さえを回避できるかは管轄区域によると指摘する。

韓国貿易協会によると、韓進海運の船舶が現在運搬中の貨物は総額16兆ウォン(145億ドル)相当、荷主の数は8300余りに上る。同社の未払い債権は6100億ウォンという。

同社はすでに米ニュージャージー州の裁判所に連邦破産法第15条の適用を申請し、船舶などの資産の保全を要請。韓国の金融監督当局は、同社が今週中に約10カ国で同様の法的手続きを行い、最終的には法的保護を求める管轄区域を43まで拡大する方針だと明らかにした。

 


Caribbean Fantasyの火災で乗客全員が退船   プエルトリコ沖合

2016-09-07 06:38:58 | 海事

火災により500人以上がクルーズ客船から退避した。現場はプエルトリコ北沖合で水曜日のこと。米国沿岸警備隊が乗客を燃えるCaribbean Fantasyから陸に運んだ(8月18日MP)

 Caribbean Fantasyはクルーズ兼フェリー客船である。ほかの関係機関もこの退船作業にあたった。乗客全員が本船から離れたが死者はないが多くが医療手当てを必要としている。連邦当局がこの事故の後、船長に聴取をおこなった。とプエルトリコ緊急対策局長のAngel Crespoが語った

「本船のシステムが破壊され本船内部にとどまることは危険 」と。この火災は警報が鳴る前に燃えだしていたという。Gyno FunesがAssociated Press に語ったところによれば、2人の機関員が燃料用ホースをコントロールルームで運んでいたところ破裂し火災が発生したという。

「その後2時間消火ににあたったが、ままならなかった」と別の機関員 Marlon Doblado,が上陸後に語った。ドミニカ人船客のMaria Prensa は煙を感じ荷物をまとめた」どうしたのと聞いても彼らはなんでもないとこたえたという。

Crespo によれば105人が手当てを受けたという。そのほとんどが熱中症、ショック、脱水症状であったという。24人が病院に残っている。(以下省略)


手作りの脱塩造水機

2016-09-07 06:38:09 | 亜細亜海道

海水をコンテナに入れるとパイプを通過し脱塩され、最後に真水が出てくる。これはどのように造水機を作るかを示したBến Tre 省のNguyễn Đình Chiểu 高校の生徒と先生によるものである(8月7日VNN)

海水の侵入が今年の初めから始まった。汚れた水は住民に難儀を与える。この状況に直面し、物理の教師のTrương Hữu Dũngは地元民が利用できる造水機を考えた。2013年にThạnh Phú地区の生徒の家を訪ねると 旱魃が6か月間も続いていた」とDũng。「人々が真水不測で難儀していることを知ってからこのシステムが頭に浮かんだ」という。

教師 Dũngと生徒のHồ Ngọc Kiên UyênとNguyễn Thành Đạtが太陽熱による脱塩装置の開発に取り組んだ。最初のものはささやかな粘土製の壺に太陽光を集めるパラボラと断熱材で会った。蒸気を集め真水を作る方式であった。しかし最初のものは様々な欠陥がありわずかな真水しか得られなかった。(中略)

Uyênや Đạtがホーチミンの大学に進学しプロジェクトは中断した。昨年は何千もの人々が真水を高い値段で買うことになった。. Nguyễn Đình Chiểu 航行も生徒に真水を供給できなくなった。真水が高いからであった。こうした状況から教師Dũngは計画をン位再び取り掛かりこれに17歳の生徒のNguyễn Tấn Lợiが参画した。彼の地区は真水不足に悩まされていた。昨年お5月に第2試作機に取り組み 今年になって完成した。

「この脱塩造水機は一日に4リットルの真水を得られる。水の滴は我々には貴重であり、ほぼ完成を見たことで喜んでいる」とLợiはいう。第3試作機は一日6リットルの真水が得られるようになり3人家族には十分である。教師 Dũngと生徒の Lợiは一日30リットルが得られる新型の開発に取り組んだ。この機械の製作費はおよそ100万ドン(邦貨4500円)である。(以下省略)