中国は世界最大の漁業規模であるが、中国近海での漁業資源が枯渇し経済上の理由から紛争地域に出漁していると漁業者や業界関係者が語った(5月1日REUTERS)
海南島の小さな港町では軍事教練や燃料油、氷などの補助を受けている、中国は洗練された漁業民兵を作り出し南シナ海の紛争介意池へと向かわせている。訓練と支援には海上での演習や漁民に対する外国船の情報収集が含まれていると地方政府関係者、外交官、漁業会社の幹部らが最近のインタビューの際に語った。
「海事民兵は増加している。それはこの国が必要としているからだ。なぜなら漁民らは国の仕事に参加し国の利益を守りたいという意思があるからだ」と匿名の海南省のアドバイザーが語った。しかし漁業民兵は年間5兆ドル相当の財貨が通航する戦略的な通航路で外国海軍との紛争を引き起こすリスクも生むと外交官や海軍専門家はいう。
米国は海上や航空機によるパトロール活動を中国が建設したスプラトリー岩礁域の人工島の近くで行っている。これには11月にはB-52戦略爆撃機も参加した。ワシントンは2月に”航行の自由”通航を増加させている。