Tripoli:地中海のリビア沿岸で難民ボートが沈没、37人が死亡したと当局が発表。この死亡事故はわずかな日数の間に再発した(8月31日Reuters)
「今朝Khoms(トリポリの東)沖合いでボートが沈没7人の遺体が発見されたという連絡があった。しかしそのボートに何人が乗っていた可などの詳細は把握できてはいない」と赤新月社の報道担当Mohamad al-Misratiが発表した。
その後漁民が同じ海域で30遺体を発見した、現場は首都トリポリから10kmに当たる。赤新月社のボランテイアが遺体の回収に当たろうとしているがボートが無いという。これ以上の詳細は当面入手できない。
木曜日にはリビアからイタリアに渡ろうとした難民を詰め込んだボートがZuwara沖合いで沈没し200人以上が死亡している。無法状態のリビアは貧困と戦う難民らが欧州に渡るための主要ルートとなっている。 密航業者らはこの国の混乱に乗じてエジプト経由でリビアに入国したシリア難民やサブサハラ地区の難民を運んでいる。
難民らは陸路海路の移動に数千ドルを密航業者に支払うがその途上でさらに金を払えという業者から暴虐を受けていると人権グループはいう。(以下省略)