memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

北海のゴミを獲る   英国野生基金

2015-06-07 00:01:25 | 水産・海洋

Flamborough の漁師Russ Conlonが北海のゴミを詰める袋を持って立っている。

ヨークシャー野生基金が北海のゴミをさらう野心的なプロジェクトを始めた(5月25日 Yorkpress.co.uk)

Holderness漁業グループを含むパートナーの支持のもと同基金は地元集落とともに漁業によるゴミや一般的な海ゴミの回収を始めた。

このゴミ漁獲プロジェクトは欧州漁業基金が創設したもので、海洋ゴミについての関心を高めるとともに梅へのゴミ投棄を無くすことが狙いである。漁業および野生基金の担当者Kat Sanders は「我々はBridlington, Hornsea, Withernsea や Flamboroughなどの町の漁業者や釣り人とともに活動している彼らはきれいな海や海洋生物や水産物に与えるゴミの清掃の影響を理解している」

「海からゴミを無くし、更なるゴミの投げ捨てを防止することで我々の浜辺はきれいで安全なものとなり その摂取、絡みつき、汚染などが軽減される。これは野生の勝利であり、質のよい水産物により生計を立てる人々の勝利である」と。

参加漁船は丈夫な袋をもちごみ収集にあたる。 ゴミで満杯になった袋は事前に決められた桟橋の集積所に集められてから処理される。

 


マレーシアは難民に冷たい (1)

2015-06-07 00:00:42 | 海事

マレーシアはミヤンマーとバングラデシュからの難民に注意深く正しいメッセージを送っている。もし彼らを収容するとなれば、我々の沿岸はたちまち難民で一杯になると(5月19日straittimes)

マレーシアとインドネシアは難民にとっては好ましい目的地である。その理由は両国がイスラム教徒が大半であり過去彼らはロヒンギャ人に同情していると感じているためである。そしてこのことはさらに、マレーシアには大量の外国人労働者が存在していると強調されているからである。合法的および非合法労働者を含めマレーシアは彼らが生活を行うための魅力的な終着点である。

最近お出来事として、ボートに乗った難民が突然マレーシア領海に出現した。このことで、彼ら難民が我々の土地に上陸するのかという警戒をひき起こした。先ず第一に、いかに我々の国境が穴だらけであることか。外国人にとっては我々の海や土地に入りこむことはたやすい。当局による阻止や探知が少ないからだ。そのことはマレーシア人にとっては目あたらしいことではない。特にサバ州がそうである。

アブサヤフ Abu Sayyaf(フィッリッピンのイスラム主義組織)がマレーシアに来てマレーシア人や外国人を誘拐したことがこれまでにもあった。そして身代金を要求するのである。これは誘拐する側にとっては儲かるビジネスであるが、驚くべきことに、彼らは宗教の名において自らを自由の戦士と名乗っている。現実的には、彼らはテロリストでは無く単なる犯罪者である。

さらに厚かましいことは、タイが漁船を用いて難民を乗せ我々の土地に運びマレーシアを人間の捨て場としていること、それにシンジケートが関与していることである。彼らは難民を我々の岸辺に運ぶ。タイ漁民、タイ軍人あるいはタイのクーリエサービスか?何故いとも簡単に我々の管轄する沿岸に侵入できるのか。


座礁したトルコ船籍バラ積み貨物船から燃料油が流出

2015-06-07 00:00:09 | 海事

Scaterie島で座礁したMV MINERの最終離礁作業中に漏れ出した燃料油800リットルが回収されたとカナダ・ノバスコシア州政府が発表した(5月24日SNT)

本船と契約しているRJ MacIsaacコンストラクション社は現場で機関を回収しようと計画していた。その理由は大型の航洋エンジンであり、それから油漏れの危険があると判断したための防止策であるとノバスコシア政府は言う。ダイバーらが座礁の状態をビデオに撮影し、いかなる油漏れもないように包括的な対策を立てた。汚染防止ブームが船の周りに張り巡らされ、油吸着剤もエンジンオ取り外しの前に準備された。いったん油漏れが明らかになれば対策が実行される。