多くの魚資源が減少するなかで、”スシノミクス”の倫理が深刻に疑わしい(5月17日theguardian)
1万トンの刺身が欧州では毎年消費されている。ことのほか、高級消費者らとエコキャンペーンの人々はクロマグロを象徴として取り上げる。天然物愛好者らはこの温血魚で大洋を回遊する魚を尊ぶ。そのことは皿の上にも現れる。2013年には東京でクロマグロは一尾100万ポンドにもなった。
それはいつも需要があるのではない。ニューファウンドランドのクロマグロはかつてはネコの餌であった。しかし今やマグロは寿司食の世界的な火付け役となっている。酷使自然保護連盟IUCNは過去20年間で太平洋クロマグロは過去20年間でT19~33%減少したと推定している。主に寿司や刺身の需要をまかなうためであった。
日本は世界のクロマグロの80%を食べている。しかし1万トンのマグロ類が毎年欧州で食べられている。その主な種類はカツオ、キハダ、バチ、ビンチョウなどとクロマグロである。「マグロ資源は深刻なまでに枯渇している、あまりに少ない魚をあまりに多くの漁船が追いかけているし、違法操業も行われている」とPEW環境グループはいう。dehaButそれを食べ続けることはOKなのか? グリーンピースのレッドリストを含め自らリストを手にすることで守れるか。一部の先駆的なビジネスはそのトレーサビリテイについての情報提供を始めた。それは英国初の回転寿司レストランMoshi Moshiでpisces-rfr.orgで責任のある魚レストランガイドを発行している。
開発途上国は世界の魚類輸出の50%を占めている。高価な魚は輸出され、価値の少ない魚を輸入する。これは常識的な金とたんぱく質としてのの流れである(このことによる外貨交換は250億ドルにのぼる)残念なことに世界魚センターWorldFish Center の調査によれば魚輸出の収入はエリートが手にし高額商品(例えば輸入寿司)にまわり、貧しい国ではたんぱく質不足が起きている。
寿司の高額消費者らやエコキャンペーン者らは養殖魚を好まない。味が落ちるし天然の幼魚を減少させるという。しかし近畿大学の研究者らは–いまやクロマグロを幼生から作り出すことが出来るという。 彼らはかつては無かったことだと主張する。しかしながら我々の殆どが養殖した魚を食べている。サケの場合天然物は10%にしか過ぎない。
囲いの中のマグロは我々が持続性を考えているものとは異なる。しかし、世界規模での食を考えた場合、それこそが我々が魚を食べる方法であろう。生簀の中に壮大な頂点の種を育てることは倫理的疑問がある。マグロは時速80kmで泳ぎ、生簀の中のマグロの半数は衝突死する。しかしスシノミクスは倫理を無視し続けるであろう。