memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ニシン漁獲

2013-02-01 00:02:58 | 水産・海洋
Rudy Domingo (左)とFrancis Reyes (右)がサンフランシスコのChinaBasinで夜明け前にニシンを獲ろうと網を入れている。毎年この時期ニシンが産卵のために岸辺にやってくる。これで漁師が大漁をねらう。”海のシルバーと呼ばれる”網いっぱいのニシンが獲れる。この獲れたニシンはカニやチョウザメの餌となる。(1月11日SFGATE)

Costa Concordiaのサルベージ作業

2013-02-01 00:02:06 | 海事
およそ1年前、華麗な客船には地中海クルーズを楽しむ船客3,000人以上が乗船していた。そして今、この船のサルベージ作業はこれまでに行なわれた中でもっとも困難なものと見られている(1月11日BBC)

2012年1月13日金曜日、4,000人以上が乗っている船が片側に傾斜した。イタリアの小島Giglioの近くであった。この事故で乗客乗員32人が死んだ。原因は船長のFrancesco Schettinoが島を見せようと岸近くに船を向けたことで、岩礁にぶつかった。船体には錆が点在、塗装は陽光にさらされたCosta Concordiaの残骸は絶望的な光景である。 冬の嵐が露出した船体側面に打ち付け400人のサルベージ作業者らの仕事を困難なものとしている。

当初の予定では本船は2013年春までにGiglioから撤去されることになっていた。しかしそれが完了するのは夏の終わりになりそうである。さまざまな作業がこれまでに準備されている。付加物、鋼製ケーブル、錨鎖などがサルベージ作業者により船体に溶接された。彼らは昼夜を問わず114,000トンの船の金増の塊と戦っている。

本船規模のサルベージ作業はこれまでに行われたことはない。この作業はサルベージ会社Titan and Micoperi社によって行なわれている,その作業はいくつかの段階に分けて行なわれる。 コスタ・カーニバルグループのプロジェクト・リーダーFranco Porcellacchia は船体を正直に回転させたうえで、巨大な金属の箱やケーソンをその弦側にとりつけ浮上させる考えである。
この船内には依然腐った食料、家具、ベッド、乗客の持ち物などが残されているが、環境破壊を防ぐべく曳航されることになっている。(以下省略)

*図はサルベージ計画の図解、図をクリックすれば拡大されます。

太平洋のクロマグロ乱獲により資源が96%減少

2013-02-01 00:01:23 | 水産・海洋
最新の太平洋クロマグロ資源評価が水曜日に発表された。この魚は漁獲をしない場合のレベルに比べ衝撃的な96.4%減少を見せているという。太平洋資源はそれでも大西洋に比べ健全であるという。(1月10日Huffinton)

この評価は北太平洋マグロ及びマグロ類について国際科学審議会(ISC)が行なったもの。漁業者らが再生産可能になる前の若年魚を漁獲することで資源が急減すると非難している。太平洋で漁獲されるクロマグロの90%が若年魚であるとISC報告は述べている。

太平洋クロマグロは体制世のものとは別の種類である。この魚はもっぱら日本のすし屋向けとして漁獲される。もちろん一部は海外のスシ店にも送られる。クロマグロは高値のため漁業者にとって魅力的である。先週には東京の築地市場で年初の競で記録的な最高値がついた。

長年にわたって太平洋クロマグロは乱獲されていることが知られている。しかしこの種はIUCNの絶滅危惧リストに載ったことはない。その理由はクロマグロ保護に当たる当局者らが単一の資源評価に合意できないためである。一部では日本の当局者が貴重な産業としてまた文化の試金石としての産業の保護に熱心なためだとみている。 このためクロマグロが乱獲されていることを体系的に過小評価hしているのだと。今回の報告はこれを裏付けている。いずれにせよ11月のニュースで大西洋クロマグロが回復し始めたというのであればトロを食べてもOKと考えるであろう。