ロシア、フィンランドが砕氷船を建造

ロシアとフィンランドは北極高緯度で航海可能な砕氷船建造のためのJV社を設立。現在2隻の砕氷船を新し会社が発注した。（12月22日ロシアの声）

JV社の名称はArctech Helsinki Shipyard Oyで,2隻で2億米ドル相当の砕氷船を受注している。この船は氷の厚さが1.7mで気温零下35度でも運用可能という。 この最初の2隻は極東の石油基地に就航する。
JV社の契約はプーチン首相と相手であるフィンランドの Mari Kiviniemi との間で今月はじめにペテルスブルグで結ばれた。ロシア・ユナイテッド造船会社とフィンフィンランドが出資比率半々で新会社を設立した。2020年にはロシアは少なくとも60隻の船が必要で、このうち18隻がタンカー、9隻の砕氷船、3隻の原子力砕氷船などという。

韓国は違法捕鯨取締を強化

韓国では商業捕鯨は禁止されているが、死んだ状態で発見されたクジラの交易は依然合法とされている。（1月3日BBC）

新しい規則では漁業者に対し死んだクジラを発見した場合や、漂着した場合は直ちに警察に届けるよう求めている。この動きは法の抜け道をつかって漁業者の一部がクジラを得ているという批判によるものである。新しい規則では、この月曜日以降、すべての死んだクジラの体の一部をサンプルとして当局に提出、クジラの死んだ理由を判定した後にはじめて販売が可能となる。

また、死んだクジラを得た者は国家が指定した施設でのみ解体や販売が許可される、と韓国農業省は発表。新しい規則の目的とするところはこの国での“非合法捕鯨の増加”を阻止するため、とSFP通信は伝えている。
韓国は1986年に商業捕鯨を禁止している。

3隻目の砕氷船 ロシア・オホーツク

3隻目のロシア砕氷船が、ロシア船3隻が氷に閉じ込められた海域に向かっている。（1月6日MOSCOWTIMES）

その砕氷船Krasinはハバロフスク地方のDe Kastri 港を木曜日に出港現場のサハリン湾には9日に到着の予定。すでに2隻の砕氷船Admiral Makarov と Magadanが救出作業にあたっている。12月31日数隻のロシア船が救難信号を発した。現在2隻は氷海から脱出したが、残るは3隻で Sodruzhestvo (Commonwealth), Bereg Nadezhdy (Shore of Hope) および the Professor Kizevetterである。