違法操業のスペイン漁船 罰金額決定

マグロまき網漁船Albacora Unoを所有するスペインの漁業会社は6月、67件の操業違反を有効な漁業許可無く西部および中部太平洋の米国経済水域内で行ったとして罰金の要求を受けていた。（Radio Australiaほか7月9日）

この会社は米国のNOAAから罰金として7.4百万米ドルの追求を受けていたもの。しかし当該会社ALBACORA　SAと米国NOAAとの交渉により5百万ドルの罰金が決定。この金額はNOAAによって請求された民間に対するこれまで最高の罰金額である。この金は西部太平洋維持可能な漁業基金に充当される。

この金が太平洋の海洋保護計画を促進することになる。またスペインの会社は罰金のみならず、今後のコンプライアンス確立のために監視プログラムの開発を求められている。

(6月21日の本ブログ記事も参照ください）