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ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

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ファイトクラブ

2009-11-22 01:17:23 | 日記
この映画はブラッド・ピットが出てたことや、暴力シーンが壮絶だったことで話題になったけど、ぼくはこの映画のサイコな部分に惹かれた。初めて見たのは10年くらい前にメキシコで封切られたときで、ハラッパという田舎町の映画館でだった。わけのわからない痛快さもすごかったけど、ブラッド・ピット演ずるタイラーが、実はハワード・ノートン演じる主人公の別人格だという後半の謎解きが面白かった。急かされるように高級家具を買い集めたマンションが爆破されたり、なぜか猛烈な不眠症に悩まされたりしたのが、実は主人公の別人格の仕業だったということで、最後はその暴走する別人格を殺すこと(=統合すること)でやっと主人公に平穏が訪れる。ただ、それが少し遅すぎて、タイラーがたくらんだ世界の都市の破壊はまるでSFを見るように、そして、世界の終わりを告げるように始まってしまう。

ぼくはこの映画を観た後、知り合いの若いアメリカ女性に「ブラピの最高傑作だ」って言ったら、怪訝な顔をされたのを覚えている。彼女は医者の卵だったけど、基本的にこのストーリーを理解してなくて、「ブラピといえば『セブン』でしょ」という反応だった。アメリカの田舎の人って、まあ、みんなそんな感じなんだけど、ぼくは彼女が嫌がるのにお構いなく、この映画を褒めまくっていたのを今も覚えている。

そういえば、ぼくは以前も、アンジー・ディッキンソンが主演した『ドレス・トゥ・キル』や、クロード・シャブロル監督の『肉屋』といった、ちょっとサスペンスっぽい心理劇的な映画を熱っぽく語ったことがあった。あのころから「心理」を好きになる素地ができていたんだろうな…。

先日、ある飲み会で『ファイトクラブ』の話をしたら、心理の若い院生が「あ、あれね」ってすぐ反応してくれてうれしかった。
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