放課後の空気は誰もが懐かしく回想できるものだと思う。ふと、そんなことをスポーツジムの一部の人たちを見て感じた。
ぼくもジムでずいぶんと友達を作ったけど、もともと群れるのが苦手なので、知り合ったそれぞれの人と立ち話をすることは増えても、グループで盛り上がる人たちのなかにはなかなか入っていけない。でも、先日、夜のスタジオプログラムのあと、スタジオの外の廊下で10人くらいの常連さんがリラックスしながら何かの話題で結構長い話しをしていて、挨拶しながらその横を通り過ぎる時に、ふと、学生時代の放課後の空気が漂っていて、懐かしい気持ちになった。
彼らの多くは、初対面での堅苦しさが印象的な人たちだった。こちらをこっそりと品定めして、安全かどうかを確認していたような雰囲気があった。つまり人見知りなんだけど、いったん安全が確認されると急激に近い関係になる人たちだ。いい人たちなんだけど、ぼくはこの「警戒心」が気になって何となく距離を置いてしまうし、向こうもたぶん距離を置いているのかもしれない。
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