メリッサの徒然なるままに

Melissaの気ままな日記。2001年から精神疾患闘病中の筆者が得た知識や経験を交えて綴っていきたいと思っています。

2006/01/13(金)ジャパンマネーを吸い取り続けるAIG。

2006年01月13日 16時04分02秒 | 貯蓄・運用・保険・共済
AIGと聞いてピンと来る日本人は少ないだろう。

しかし、このグループ会社を知らない日本人は、子供も含めてほとんどいないだろう。

テレビを見る人なら知っているはずだ。

AIGは、アメリカの金融・保険グループで世界各国で事業展開している。

日本では、うるさい位CMを流し続けるアリコジャパンを筆頭に、AIGスター生命(破綻した元千代田生命)、AIGエジソン生命(破綻した元東邦生命)
…生命保険会社

AIU保険、アメリカンホーム保険
…損害保険会社

何度かすでに書き込んだが、AIGエジソン生命、AIGスター生命は、バブル時代に大量に契約した貯蓄型保険の運用に失敗して、バブル崩壊によって抱えた逆ザヤ(昨今の耐震偽装マンションによる残ローンと同じである)が原因で次々と破綻した生命保険会社の中の2社である。

次々と破綻した生命保険会社は、他社から集めた破綻準備金で多少穴埋めし、契約者に約束していた年金、満期金、解約返戻金を金融庁の権限で一方的に引き下げられ、最終的に健全化された会社を外資系会社が買い取っていったのである。

しかも、日本の生命保険は他国に較べ2倍3倍高いのだ。

さらに、貯蓄型保険で高額な保険料を集める事で、多額の運用資金を元手に運用利益で儲けまくるのだ。

さらにさらに、集めた保険料は20年30年返す必要がないのだ。

銀行の定期預金よりも、圧倒的に長期間の運用が出来るのだ。

今回、AIGと提携する楽天が嫌いという訳ではないが、その結果が日本に損をさせる行為になる事が不愉快だ。

同じ事業をするなら、日本の保険会社等と提携してくれれば、大いに応援する。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。