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“コロナを乗り越えろ” 高知のジビエ

2020-11-28 07:00:00 | 報道/ニュース

10月30日 NHK「おはよう日本」


鹿や猪などによる農作物の被害が深刻な高知県では
駆除された害獣をジビエとして活用してきたが
新型コロナの影響でジビエの消費が大きく落ち込んだ。
そうしたなか新たな試みでコロナ禍を乗り越えようと動き始めている。

猪のハンバーグに鹿モモ肉のロースト・・・
食欲そそるジビエ料理。
高知県は豊かな資源を生かしてジビエ県を目指している。
森林率日本一の高知県。
鹿や猪による農作物への被害が深刻な問題となっている。
鹿が角をこすりつけたゆずの木。
樹皮が剥がれ
収穫時期を前に実の成長が悪くなってしまう。
(ゆず農家)
「こんなに破られたらたいそい(大変)わね。
 対策を丼にしてもいかなぁよ(どれだけしてもだめだ)。」
県全体での農業被害額は年間1億円以上。
1年間で約7万頭の野生鳥獣が駆除されている。
3年前に設立されたジビエの処理施設。
地元で駆除される鹿や猪の肉を日本全国に卸し
地域活性化につなげようとしている。
事業が軌道に乗り始めていた矢先 
新型コロナウィルスが発生。
(ゆずはらジビエの里 施設長)
「飲食店が営業できなくなったときはほぼ売り上げゼロに近い。」
農作物を守るため駆除される頭数は変わらず
在庫だけが増えていく一方だった。
(ゆずはらジビエの里 施設長)
「どうしよう どうしようという気持ちにはなってました。」
ジビエの消費が回復しないなか
売り上げを伸ばしている商品がある。
「こちらが高知県のシカ。
 一部はイノシシを使ったペットフードになります。」
近年高まるペットの健康志向にコロナ禍で訪れたペットブームも追い風となり
ジビエのペットフードにも注目が集まっている。
あばら骨や内臓など
人が食べずに廃棄していた部位も有効活用することができる。
天然のエサだけを食べて育ったシカやイノシシの肉はまさにオーガニックフードである。
(ドッグスライフ)
「高知県のシカやイノシシを良い商品にして
 期待を背負って
 頑張って商品を増やして
 販売量も増やしていきたいなと思っています。」
高知商業高校「ジビエ部」。
消費拡大を目指してPR活動や商品開発を行なっている。
「私たちと同じ年代の人たちにも知ってもらえるようにSNSを始めました。」
彼女たちが新たに開発したのが
「酢豚ならぬ酢鹿です!」
高たんぱくでビタミンや鉄分が豊富なシカ肉を食べやすいよう中華風に味付け。
消費を増やすため
備蓄できる非常食への活用を目指している。
(ジビエ部員)
「小さい子が食べるとなると大きいかな。」
「老人ホームとかでも食べられる。」
(ジビエ部員)
「活用できてないシカを在庫を使って活動を継続していくことで
 消費には貢献していると思う。」
自粛期間を経て約7か月ぶりの大きなイベント。
酢鹿を初めてお客さんに味わってもらった。
(客)
「獣くさいイメージがあったけど
 きょう食べて
 くせもなくておいしい。」
「スーパーとかにあったら買ってもいい。
 おいしい。」
(ジビエ部員)
「コロナでけっこういろいろと落ち込んでいるので
 私たちの元気も一緒に届けられたら。」
「高知だけじゃなくて全国にも広げていけたらなって思ってます。」
さまざまな可能性を秘めたジビエ。
コロナ禍を乗り越え
より身近な食材となるか
期待が高まる。



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