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子どもの弱視 早期発見がカギ

2017-11-06 06:00:00 | 報道/ニュース

10月14日 おはよう日本


「弱視」は
眼鏡などで矯正しても視力が出ない症状のことを言う。
幼い子供の場合
早く気がついて矯正を始めないと大人になってから生活に支障が出る場合がある。
いま早期に発見しようという動きが広まっている。

高知市に住む4歳の男の子。
3歳のとき幼稚園から眼科で視力の検査を受けるよう言われた。
眼科に行ったところ
診断は“乱視”。
医師からは
このままでは将来的に眼鏡をかけても視力が上がらない弱視になってしまうおそれがあると告げられた。
母親は普段の生活で全く気がつかなかったと言う。
(母親)
「テレビを近づいて見るわけではなく
 姉と同じ距離で見ていた。
 まさか自分の子どもが目が悪いとは。」
100人に1人程度の子どもにこうした弱視のリスクがあると見られている。
専門家は
早期発見と早期治療が特に重要だと言う。
(大阪母子医療センター 眼科 初川嘉一医師)
「子どもが目が見えないと言い出して
 病院に通って間に合うというのは大きな誤解。
 そこからでは手遅れといって間違いない。」
子どもでは
多くの場合
眼鏡をかけるなどして矯正することで次第に正常な視力になる。
ただし6~8歳くらいまでに治療を始めることが必要である。
それを過ぎると効果が出にくくなるとされている。
なぜ早く治療を始める必要があるのか。
網膜に映った像は視神経によって脳に伝えられる。
幼い子どもは脳が正しく認識する機能を徐々に鍛えていく。
ところがピントが合っていない像が伝えられ続けると
脳はそれが当たり前と思い込み
見たものを正しく認識する機能を鍛えることができない。
眼鏡をかけるなどして脳の機能を鍛えることができるのは6~8歳ごろまでと言われている。
それを過ぎると
眼鏡などで矯正しても
脳が正しく認識できず弱視になるのである。
子どもの視力の問題をどうやって早期に発見するのか。
今の3歳児検診では
多くの場合
家庭に検査結果が送られ保護者が視力の検査を行う。
しかし幼い子どもに慣れない検査を受けさせるのは一苦労である。
嫌がったり答え方が分からなかったりしてきちっと検査が行えず
見過ごされるケースも少なくない。
(大阪母子医療センター 眼科 初川嘉一医師)
「検査の記号は子どもには退屈で興味を引きにくい図柄。
 3歳半であれをやると嫌になる子どもも少なくない。
 家ですり抜ける可能性kも十分ある。
 完璧とは言えない。」
幼いうちに視力の問題を見つけ出す取り組みも始まっている。
桃山学院大学の高橋ひとみ教授は
幼児でも視力検査に興味が持てるようにと絵本を考案した。
動物とドーナツが描かれたこの絵本は
上下左右の1か所がかじられたドーナツを
だれが食べたのかを答える。
そして最後にドーナツが視力検査でおなじみの記号に変わる。
遊びながら検査を自然に受けることができるようになる。
(桃山学院大学 高橋ひとみ教授)
「日常生活で見えているから大丈夫ではなく
 きちんと見えているのか
 検査してあげてほしい。
 母親や子の健康教育に関連する人は使命感を持ってもらうとありがたい。」
この絵本は幼稚園や保育園などでも使われ始めているということで
絵本がきっかけで早期治療に結びついた子どももいるということである。

普段の生活の中で視力の問題を気づくためのピントは
・テレビを近くで見る
・斜めから見ようとする
・片目を隠すのを嫌がる 
気になる場合は小児眼科で精密な検査を早めに受けることである。





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