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イギリス “シンデレラ法”心理的虐待に刑罰

2015-06-25 07:15:00 | 報道/ニュース

6月19日 キャッチ!


児童虐待を防止するための新たな法律がイギリスで波紋を呼んでいる。
今年3月 引退的な暴力に加え
無視や暴言など心理的な虐待を刑事罰の対象とする法案が議会で可決。
義理の母親にいじめられる物語になぞらえて
通称「シンデレラ法」と呼ばれている。
児童虐待は主に4種類に分類される。
殴る蹴るなどの身体的虐待
子どもへの性的行為などを表す性的虐待
家に閉じ込める・食事を与えないなどのネグレクト
言葉による脅しや無視といった行為をあらわす心理的虐待である。
このうち心理的虐待はこれまで刑事罰に問われることがほとんど無かった。
そこに焦点を当てたのが「シンデレラ法」である。
「シンデレラ法」のポイントは
・「児童青少年法」が約80年ぶりに改正したもので
 心理的虐待も重大犯罪と位置付けて最大10年の禁錮刑に問えるようにした。
・刑罰の対象となる心理的虐待には孤立させることや辱めを与えること
 いわゆるいじめ行為なども含まれている。
イギリスの児童保護団体が今年発表した調査では
心理的虐待はネグレクトに次いで2番目に多いケースだということである。
「シンデレラ法」について諸刃の剣だという声も上がっている。

(早稲田大学法学部 棚村政行教授)
「イギリスでは古くから児童虐待についての歴史があり
 1883年 児童虐待防止協会設立
 1889年 児童虐待防止法制定で親の権利を制限できるという画期的な法律ができた。
 戦後 児童少年法や児童法など
 裁判所の関与の下で子どもを一時的に保護し
 施設入所・親子分離・里親委託という親から引き離して子どもを守る措置が認められるようになった。
 ところが心理的な虐待については犯罪としては問いにくかった。
 心理的虐待を広範囲に取り上げて犯罪としたということは
 他の欧米の国々と比べてもイギリスが一歩進んだと評価できる。
 ただ適切な保護を与え自立を支援するといったことがメインであって
 刑事責任にすることは最終的な手段という位置づけの中で
 自立支援とか保護を中心に考えていくことが大切である。」

 

 

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