メカロクの写真日記 3

花/虫/鳥 を 中心に据えた 写真日記で 「メカロクの写真日記 2」 の 後継ブログです

170130-0201 冬鳥撮影行(埼玉/群馬)-0 <速報>

2017年02月03日 | 予告/速報/案内
風邪なのかインフルエンザなのか、鼻水と咳が酷くて、「冬鳥撮影行(埼玉/群馬)」に行って参ります」より1日早く切り上げる破目に陥り、1月29日(日)の夜からの「3泊3日」になってしまいましたが、東京都・埼玉県・栃木県・群馬県を巡る、白鳥中心の「冬鳥撮影行」に行って来ました。
 *東京都や栃木県でも撮ってはいますが、前者は日帰りも容易なこともあり、私にはオマケ感が
  強いし、後者は鳶しか撮れていないし、昨年までの慣例もありますので、タイトルは
  「170130-0201 冬鳥撮影行(埼玉/群馬)」とします。

実際の行程は次の通りで、2月2日に予定していた「烏川の岩倉橋下流での撮影」と追加候補としていた「国営武蔵丘陵森林公園での撮影」を断念した以外は、予定通りでした。
 1/29(日):茅ヶ崎 > 道の駅「八王子滝山」泊
 1/30(月):多摩地区某所で撮影 > 埼玉県川島町・越辺(おっぺ)川で撮影 > 臨時駐車場泊
 1/31(火):川島町・越辺川で撮影 > 渡良瀬遊水地で撮影) > 群馬県館林市・多々良沼で撮影
        > 館林市・多々良沼公園駐車場泊
 2/01(水):多々良沼(邑楽町分を含む)および周辺で撮影 > 茅ヶ崎

出発から帰宅までの総所用時間は約 72 時間、走行距離は約 320 km、撮影枚数は約 3,200 枚(多摩地区某所:約 410 枚/越辺川:約 1,970 枚/渡良瀬遊水地:約 20 枚/多々良沼とその周辺:約 800 枚)でした。
 *カメラは、E-M1 や E-P5 も持参したのですが、飛びもの中心とあって、使ったのは AF 性能に
  格段の進化が見られる E-M1 MarkII だけでした。
 *レンズは、サンヨン/60mm MACRO/12-40mm ZOOM/BORG 36ED 200mmF5.6(+1.1xDG)
  /BCL-0980 も持参したのですが、使ったのはサンヨンと 12-40mm ZOOM だけでした。

なお、この「速報」は、「170130-0201_冬鳥撮影行(埼玉/群馬)」として全ての訪問地を纏めましたが、本番では、訪問地別に分けて次の3シリ-ズとする予定です。
 「170130_多摩地区某所」シリーズ
 「170130-31_越辺川とその周辺」シリーズ
 「170131-0201_多々良沼とその周辺」シリーズ
  *渡良瀬遊水地では鳶しか撮れていないので、パスします。

今日は「速報」のため、撮って出し JPG を単純縮小した画像(RAW 画像を現像時に調整して自分好みに仕上げることを宗とするメカロクにとっては、いわば未完成写真)ですので、クリックしても大きな画像は開きません。

1.多摩地区某所 170130
  ルリビタキ(瑠璃鶲)の オス
駐車場が開くまでは路上駐車して、公園内を駆け回ったのですが、ここでのメインターゲットである瑠璃鶲には出逢えず、おまけに、寒いと思って沢山着込んで出たのに馬鹿陽気なって汗をかいたのが悪かったようで、この後から鼻水が、続いて咳も、止まらなくなりました(涙)
しかし、駐車場が開くのを待って車を移動、上下とも1枚ずつ脱いで出直したところ、今度は瑠璃鶲が何回も相手をして呉れ、時には「そんなに近寄らないで!」なんて場面も!(笑)


2.多摩地区某所 170130
  ルリビタキ(瑠璃鶲)の オス
「深度合成」を2回遣って2回ともボツにせざるを得ない出来だったことと、枝留まりが撮れなかったことは残念ですが、「プロキャプチャ」モード(*1)では、ピントは甘いものの、こんな場面も撮れました。
 *1:E-M1 MarkII に搭載された新機能で、シャッター半押しでキャプチャを始め、全押しで
   撮影開始、全押し後の全コマ保存とともに、半押し時のキャプチャ分も全押し直前の 14 コマ
   まで(変更可能)保存可能なモード。
   このため、その道のプロのように被写体の動きを予測することができなくても、決定的瞬間を
   比較的容易にゲットできます。
なお、瑠璃鶲以外の鳥に出逢うことは今までになく稀で、殆ど撮れていません(涙)


3.埼玉県川島町・越辺川 170131
  飛翔 <コハクチョウ(小白鳥)>
白鳥の助走から離水後暫くの間は逆光で撮れるのが、ここで撮る最大のメリットですね。


4.埼玉県川島町・越辺川 170131
  飛翔 <コハクチョウ(小白鳥)>
上記の通り、助走から離水後暫くの間は逆光ですが、その後は、サイド光 > 順光と変化します。


5.埼玉県川島町・越辺川 170131
  飛翔 <オオバン(大鷭)>
突然走り出して直ぐに飛翔に移り、しかも飛翔時間の短い大鷭の助走や飛翔は、今まで、私の所有するカメラと私の腕では全く歯が立たず、最初から撮影を諦めていましたが、E-M1 MarkII なら、走り出したのを確認後にレンズを向けても、運が良ければこの程度には撮れます。
なお、ここでも白鳥/カモ類/大鷭/セキレイ類以外の鳥は殆ど見掛けませんでした。


6.栃木県藤岡町・渡良瀬遊水地 170131
  飛翔 <トビ(トンビ/鳶/鴟/鵄)>
渡良瀬遊水地は、埼玉・群馬・栃木・茨城の4県に跨り、しかも境界線が複雑に入り組んでいるので、非常に分かりづらいのですが、この写真の撮影場所は、どうやら上記のようです。
さて、駐車場に着いたときに、帰宅しようとしていた方に「ここでの鳥撮りは初めてなんですが、お勧めの場所をご紹介頂けませんか?」とお願いしたら、ご親切に案内所までご同行頂いた上に、案内所内に掲示してあった鳥(チュウヒ/ハイイロチュウヒ/コミミズクなど)の出没地点についてご説明頂くとともに、備え付けの園内マップまで取って頂きました。
しかし、私が現在地を間違えて園内マップを見ていた(汗)のが原因で、最初に目指したチュウヒなどの出没地点に辿り着けず、初心者用として教えて頂いた紅猿子(ベニマシコ)や花鶏(アトリ)の出没地点ではこれらに逢うことができず・・・で、撮れたのは何処にでも居る鳶だけでした(涙)
ここには、私が見たこともない珍しい鳥を含め、かなり沢山の種類の鳥が居るようですが、兎に角広大なのに駐車場は2ヶ所だけ(?)なので、今回のような時間調整のための「ちょっとだけ撮影」は、場所にも鳥の出没地点にも精通している方を除き先ず不可能で、「撮るなら1日掛けてじっくり撮る必要がある!」と感じました。


7.群馬県館林市・多々良沼 170131
  飛翔 <コハクチョウ(小白鳥)>
日の入り時に到着したため、夕焼け空に浮かぶ影絵の白鳥を撮ることができました。


8.群馬県館林市・多々良沼 170201
  飛翔 <コハクチョウ(小白鳥)>
越辺川とは異なり、助走や離水の場面を近距離で撮るのは難しいのですが、ブレーキ目的なのか、両足を拡げた面白いポーズを採る着水場面は、こちらの方が撮り易いですね。


9.群馬県館林市・多々良沼 170131
  飛翔 <ハシブトガラス(嘴太烏/ヤマガラス) ?>
給餌時間には、烏も集まって来ます。
なお、以前は給餌作業を1~2人で遣っていて、時間もそれほど長くなかったのに、今年は3人でかなり長時間遣っていたために、鳥たちの方は食傷気味なのか、以前のように先を争って餌に群がることはなく、餌遣りの人を中心とした半径数メートルの半円状の間を取っていたのが印象的でした。
そんなこともあってか、今年は餌遣り場所の岸は立ち入り禁止になっていましたが、餌遣りの方にも寄り付かないことから考えると、これは間違い(過保護)ではないかなぁ~!?
「飽食するほどの餌遣りや過保護は鳥のためにもならない!」ことに、早く気付いて欲しいものです。
さて、ここで一番残念だったのは、昨年初見初撮りした、あの愛くるしい姿の巫女秋沙(ミコアイサ)が昨年よりも更に遠くにいて近付いて呉れず、一応撮っては見たものの、証拠写真にさえならない結果だったことですね。


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