悶絶ハイスクール「大人の学級」

無駄の中に宝がある

江夏

2005年08月08日 | Weblog
 立秋も過ぎましたが、真夏日の連続です。

 郵政法案は先週末の情勢予想通りに否決。よもやの政権執行が見えてきた民主党は前回同様に特殊法人解散とか、高速道路無料とか掲げるのかな?(自治労絡みのスキャンダルが早速出そう)

 株価も12000円を突破した途端に、達成感と政局不安からの失望売り圧力も重なってガクガクッと午前に落ちてしまいましたが、中国をはじめとするアジア経済との関係強化や既得権保護によって守られてきた産業機関の自由化が、政治的な介入がしばらくない間に案外進んで、しぶとく行くような気もします。
 昼間のテレビが国会一色(テレ東系はドラマ)だったので、高校野球にしたら大阪の「江夏2世」が呼ばれる選手が出ていた。今更「なぜ江夏?」とも思うのだが、大阪の怪物左腕として期待されているらしい。
 
 そういえば、ある年の夏に学校行事で登山をしている際、疲労から口が重くなるのを紛らすように同僚の西田君と「あいうえお人名選び」をしていた。(あ)「愛川欣也」「いや、あき竹城だ」「じゃ決定」みたいな感じでスタートし(い)石立鉄男(う)植木等、とバカバカしくやっていた。(え)の時、柄本明、江藤(ずうとるび)などを候補として挙げていたら、後ろを歩いていた女生徒が「江夏」と、ボソリ。「江夏・そうか江夏だ」西田君は言った。「江夏にゃ敵わん」結局その言葉遊びは、そこで終わってしまった。夏の暑さと太陽、疲労感、笑いでまぎらわそうとした目論見を「江夏」によって打ち砕かれた。

 現役時代の活躍もさることながら薬に手を染めての服役経験もあるゆえ、決して球団のコーチや首脳として呼ばれることのない孤高の優勝請負人。昔の野球選手の中でも飛びぬけた貫禄とエピソードの持ち主のイメージを現代の高校生に背負わせるのは重荷と思うのだが、緊張ゆえかメッタ打ちをくらっていた(投げ方は、元中日の近藤真一に近い)却ってリリーフした1年生の方が、末恐ろしい能力だった。

 甲子園を興業という観点から見ると、近畿勢に元気がないので何とか勝ち残って快刀乱麻の2世と呼ばれるにふさわしいピッチングをみたいものです。(夕方、延長で勝っていました。やれやれ) 

 
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