Drマサ非公認ブログ

シュレッダー問題に一言だけ

 「桜を見る会」に関して一言だけ言及しようかと思う。

 特に、シュレッダーの問題に関してだ。

 よく知られているように、官僚が会の名簿をシュレッダーにかけてしまって、参加者の詳細がわからないという、あの問題に関してだ。

 話としてはというか、言い訳としても子供騙しであることは多くの人が感じていることだろう。そういう中で、野党議員がシュレッダーを検証して、「やれパフォーマンスにすぎない」と野党批判が出ている。

 どうして野党がこのようなパフォーマンスをするのか、考えてほしい。国民にアピールすることを意識してという点で、パフォーマンス的であることは当然だ。

 ただ、子供騙しの言い訳をそれが子供騙しの言い訳であったと証明しなければならないのだから、シュレッダーの能力とか、使用するスケジュールであるとかを確認するしかないではないか。このパフォーマンス的に見える行為をすることによって、矛盾点を浮上させて、子供騙しと証明するしかないわけだ。

 相手が子供騙しな言い訳をするのだから、子供騙しであることを証明しようとすれば、馬鹿馬鹿しい振る舞いになってしまうだけである。本当に子供がやった行為なら、大目に見たり、多少叱ってみたりすれば、済むことだが、事は行政の手続きの問題であり、大人中の大人の行為なのである。

 たいした問題ではないとの指摘も見かけるが、官僚機構は手続き主義であるし、文書主義でもあり、そうあらねばならない。手続きに則るから、政府は暴走しないし、文書を適切に残すから、のちのち評価することができるわけだ。

 今回の問題はそのどちらであっても、軽視していること明白であり、これでは政府が機能しなくなってしまう。そういう根幹の問題なんだろうと思う。

 近代における民主主義を全うするための政府の有り様が問われている。こうなりゃ、そういう問題として捉える必要があると大風呂敷を広げてみてもいいかなと思う。

 ずうと続いているじゃん。

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