わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

電動ロクロの「コツ」 5 (姿勢、亀板を作る)

2009-03-11 23:02:45 | 電動ロクロ入門
ロクロ作業を、順調に行う為の注意点を、お話します。

1) 長い時間、ロクロ作業を続けない事。

 ・ ロクロは、腰を痛め易い、姿勢での作業に成ります。

   即ち、腰を折った、極端な前屈み(まえかがみ)の姿勢になり易いです。

   その姿勢で、長時間作業を続けると、腰を痛め易いです。

 ・ 現在腰を痛めている方は、特に要注意です。

  その予防方法は

 ① 時々立ち上がり、腰を伸ばす。

  ・ ロクロに、夢中に成ると、30分位は、「ア!」と言う間に、過ぎてしまいます。

  ・ なるべく用を見つけて、立ち上がり、歩き回るか、腰を伸ばすかして下さい。

    用が無くても、立ち上がり、自分の作品(製作途中の)を、遠くから見て下さい。

     (ロクロの前で見た、形とは、違って見えるはずです。)

  ・ 腰を伸ばす時間は、1分程でも、十分効果があります。

 ② 姿勢を正して(背筋を伸ばして)ロクロ作業をする事。

  ・ 腰を極端に曲げるのは、ロクロとの距離が、遠い為です。

    出来るだけ、体をロクロに近付けます。(椅子をロクロに近付ける。)

  ・ 又 左足の下に、高さ10cm程度の、踏み台を置くと、姿勢が安定します。

     (右足は、「スピードコントロール」の台に載っているはずです。)


2) 亀板を作る方法に付いて。

 十分菊練した土をロクロに、据えます。

 その際、ロクロに直接据える場合と、亀板をロクロに被せて、亀板の上に、土を据える方法が有ります。

 ・ 亀板を使う利点は、成型した作品を、直接触る事無く、ロクロより取上げる事が、出来る事です。

   成型直後は、土も軟らかく、ロクロより取上げる際、作品が歪んでしまい勝ちです。

  (尚、歪みは、口縁に起こります。歪みの補正は、作品の腰で直します。

    直接口縁で、直さない事です。口縁で直すと、余計歪みが増しますので、注意して下さい。)

  亀板を使えば、歪まずにすみます。

  (尚、従来のロクロ上に、土を載せその上に、亀板を載せる方法では、調整が難しいです。

   市販されているワンタチ亀板か、自作の亀板を使う事を勧めます。)

  ・ 多量の土を使い、上から順に、多数の作品を作る方法には、亀板は使えません。これが欠点です。

 ・ 亀板を自作する:

  ) 15~20mm程度の合板を容易し、30cm四方に切り出します。

  ) その四隅を三角に、切り落とします。合板の裏側に、ロクロ面の大きさの円を描きます。

  ) 切をとした四つの三角を、この円に沿って、貼っていきます。

    その際、隣り合う二個は、調整が効くように、ネジ止めします。

    他の二個は、釘付けや、木工用背着剤で固定します。

  ) 合板を表にし、ロクロに被せます。ロクロの外周に「ピッタリ」合えば完成ですが、

    「ガタツキ」が有る場合には、ネジの部分で、調整します。

  ) 最後に、亀板の表面、側面(切り口)を、紙やすりで、仕上げます。

    (特に「トゲ」が無い様にします。)

  ) 大きい丸い亀板を、用意すれば、「シッタ」を使わずに、大皿の底削りが可能です。

     亀板が大きいと、ドベ受けが使えなく成ります。

   
蛇足ですが、小生も自作の亀板を、十数枚作り、便利に使っています。

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姿勢

   
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