わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

失敗と対策 (乾燥)

2008-07-25 18:10:08 | 失敗と対策
 作品が出来上がると、素焼する為に、十分乾燥させる必要が有ります。

 乾燥時の失敗を述べたいと思います。

 1) 作品の保管時(場所)に付いて。

  イ) 作品が次々に出来上がると、作品の置き場に苦労します。

    勿論、広い場所が確保出来るスペースが有れば、問題有りませんが、一般

    には、中々そのスペース取るのが困難です。

   ・ 棚などに置く場合が多いのですが、強い地震等で、作品が棚から落ち、

    壊れる恐れが有ります。

   ・ 棚板を固定せず、棚板の両端に、輪っか状の紐を通し、梁などに引っ掛

    け、「ブランコ」の様に揺れる構造にして置けば、地震に対して安全です。

   ・ ろくろ作業場の天井部等に、そのスペースが有れば、有効に使えます。

  ロ) 作品同士を「ぶつけて」 壊さない事。

   ・ 作品を一度置いた場所から、他の場所に移動する必要も、度々あります

     狭い場所での作業では、思わず隣の作品に「ぶつけて」作品の一部を欠
  
     いてしまいがちです。十分注意が必要です。

   ・ 丸皿や、板皿の様な平たい作品は、意外と場所を取ります。

     この場合、或る程度乾燥したら、紙などで包み、重ねて立て掛けると、

     場所を取りません。(乾燥不十分だと、変形の恐れが有ります。)
    
  ハ) 作品を持つ時の注意

     乾燥してくると、粘土は脆くなります。

   ・ 取っ手の付いた作品(手鉢、コーヒーカップなど)は、取っ手の部分は

     出来るだけ持たない事です。どうしても持つ必要が有る場合には、底に

     手を添えてください。

   ・ 深めの鉢や、飯茶碗などの作品は、口縁部を「つまむ」様に持たない事

     です。その部分が割れる恐れが有ります。

  ニ) 作品を一時的に窯に入れる。

     一番安全な方法は、本焼きが終わった窯に、一時的に作品を詰めて置く

     事です。割合多くの作品を、置く事ができます。

 2)作品乾燥時の注意

   作品は完全に乾燥してから、素焼をします。

   ・ 出きれば、窯詰め前に、天日干しする事を勧めます。

     夏など急な、夕立などで雨に濡れると、作品が溶けます。

     特に外出には、十分ご注意ください。

   ・ 素焼は、乾燥の遅い作品(最後に作った作品)を基準にします。

     肉厚な作品は、表面が白く乾いていても、内部まで乾燥しているとは、

     限りません。 早急に乾燥させる方法も有りますが、不安が有る場合は

     次回の素焼にまわしてください。

     
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