わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

陶芸の費用 4 (焼成 1)

2009-03-05 23:14:03 | 陶芸体験、陶芸の費用
陶芸は即ち、焼き物です。

土から作られた作品も、焼く事(焼成)によって、作品として完成と、成ります。

 焼成するには、当然窯が必要です。 焼成の仕方には、以下の方法が有ります。

 1) 自前の窯を持つ。

 2) 共同窯を利用する。

 3) 窯を借りる。

 4) 焼成を他の人に頼む。

これらに付いて、費用を含めて、述べたいと思います。

 1) 自前の窯を持つ。

    陶芸の初心者が、直ぐに、自前の窯を持つ事は、少ないと思います。

    ( 七輪陶芸とか、オーブンで焼ける陶芸とか、近頃目新しい方法も、紹介されていますが、

     ここでは、除きます。)

    又、一般には、市販されている窯を、購入されますが、自分で窯を築く方もおります。

     ( 私事ですが、プロパン窯(0.33立米)を、レンガを積んで築きました。)

    市販されている窯は、十数万円~数百万円と、かなり高価な物です。

   ① 十数万円~50万円程度の窯は、ほとんどが電気窯です。

     単相100V、又は単相200V使用で、容積も少ないです。

     最高温度も1300℃と唱っている、窯もあります。 (温度計は付いています)

     ( 陶器の場合:本焼きは、1200℃~1250℃で焼成する事が多いです。)

     小さな作品(縦、横、高さが、20cm又は、25cm程度)ならば、この窯で十分ですが、
     
     より大きい作品は、容量の大きな窯が、必要に成ります。

     尚 電気窯は、基本的には、酸化焼成です。還元焼成にするには、それなりの窯か、

      還元焼成する為の、工夫が必要です。

  ② 容積が増えるに従い、値段も高く成ります。当然窯の大きさも、大きくなり、設置場所も

    考慮する必要があります。

   ・ 燃料も、電気、灯油、都市ガス、プロパンガス、薪と有りますので、選択する必要が有ります。

   ・ 電気以外は、屋外に設置する事に成ります。

   ・ 比較的操作の簡単なのは、マイコン付きの、電気窯です。プログラムに従い、焼成してくれます。

     単相200V、又は三相200V(動力線)を使います。 三相の場合、電気工事が必要です。

   ・ 窯の容積は、どの位の大きさの作品を焼くのか、どの位の頻度で、窯を焚くのか

    によって、決まります。

     さほど大ききな作品でない場合、小回りの効く、小さな窯が重宝です。

   ・ 薪での焼成は、本格的な物で、薪の調達から薪割り、薪のくべ方、焼成する日数など、
    
     それなりに、苦労が付きまといます。

     窯の費用はかなり高価で、薪の費用も、バカになりません。

     又、都会などでは、消防の許可が下りず、不可能の場合が多いです。

   ・ 灯油やガスは、炎が出ますので、変化のある焼き方が出来ます。

     (薪の様には、いきませんが)

     七、八十万円~百数十万円の物が多いです。
  
 2) 共同窯を利用する

    公民館活動や、陶芸グループ(サークル)活動では、窯を持つています。

    そのようなグループに所属して、焼成してもらうのも、一つの方法です。

   ・ 個人的に、自宅などで作った作品でも、一緒に焼いてくれる所が多いです。
  
     勿論、焼成代が必要ですが、実費又は、会費などに、含まれていますので、

     比較的安価で済みます。

   ・ 窯焚きの当番などの、仕事も有り、窯焚きの経験(体験)も出来ます。

以下次回に続きます。

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