食べ物の話が続いたので方向転換して台北書店情報(その1)。
運忠孝敦化站から敦化路東側を南下すると鋭角の交差点に面したビルがあります。ここにあるのが誠品書店。「立ち読み歓迎」の台湾では大きな書店にはふつう椅子が用意されていますが、ここは床や階段がピカピカなので、みんな平気で「座り読み」しています。
小生にはまぶし過ぎるお洒落な店内ですが、台北を代表するマンモス書店だけあって品揃えは豊富。こういう所に足を踏み入れると「本のハンター」に職業病で豹変してしまうのですが、今回は競合者がいないのでゆっくり獲物を捜せました。
戦果の一部を紹介すると、まず『明代觀音殿彩塑』という写真集。北京の大慧寺というお寺の28体の仏神像と壁画が美しい大判カラーで紹介されています。戦災や文革の難を奇跡的に免れたその姿は、五百年前のものとは信じられないくらい色鮮やかです。
媽祖像の図像学的研究のために同時代の中国の神や仏の姿をもっと知らなければ…と、軽い気持ちで手にとった一冊ですが、小生にとって思わぬ大発見が!(来年、つまり明日につづく)
運忠孝敦化站から敦化路東側を南下すると鋭角の交差点に面したビルがあります。ここにあるのが誠品書店。「立ち読み歓迎」の台湾では大きな書店にはふつう椅子が用意されていますが、ここは床や階段がピカピカなので、みんな平気で「座り読み」しています。
小生にはまぶし過ぎるお洒落な店内ですが、台北を代表するマンモス書店だけあって品揃えは豊富。こういう所に足を踏み入れると「本のハンター」に職業病で豹変してしまうのですが、今回は競合者がいないのでゆっくり獲物を捜せました。
戦果の一部を紹介すると、まず『明代觀音殿彩塑』という写真集。北京の大慧寺というお寺の28体の仏神像と壁画が美しい大判カラーで紹介されています。戦災や文革の難を奇跡的に免れたその姿は、五百年前のものとは信じられないくらい色鮮やかです。
媽祖像の図像学的研究のために同時代の中国の神や仏の姿をもっと知らなければ…と、軽い気持ちで手にとった一冊ですが、小生にとって思わぬ大発見が!(来年、つまり明日につづく)