まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

石段

2014年10月28日 | 旅行

 

約2年前に仕事明けで夜走って、旅した久能山東照宮(静岡県)の石段。徳川家康東照宮遺訓「人の一生は重き荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず 不自由を 常と思えば 不足なし・・・」の言葉どおり、ダラダラと1159段の石段が続き、途中振り向くと駿河湾のパノラマに癒された。

 

今年9月末、退職承認を貰ってから、ゆっくり旅した日蓮宗身延山久遠寺(山梨県)の287段の石段。こちらは、安房天津小湊から全国へ立身出世した日蓮さんらしく、1段の高さが30cm以上もある急坂、心臓破りの石段だ。

上り詰める覚悟で歩き始めたが、途中、心臓がバクバクして取れそうに悲鳴を上げ始めたので、女人坂に回って参拝。かなり情けなさがあったが、歳相応、こんなもんだろうと自分を慰めた。ここ数年現場から離れたこともあり、足腰、心肺機能は本当に衰えてきた。

人は辛いとき、きついときは、案外、地の表情を出すものらしく、坂の途中で、見知らぬ参拝客同士あいさつしたり、励ましあったり、カメラのシャッターを押しあったり、思いがけず人の温かさに触れた。坊主頭の私に手を合わせてすれ違う人もいた。(よほど神々しかったか、はたまた息が上がって死相が漂っていたか(笑))

旅先でのふれあいは、日蓮上人のご利益かもしれないと感謝した。

 石段から、人の生き方を感じた旅だった。

 

 

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