M から Sへ
薄闇の中でも、
自ら光を放って
ほのかに光り輝く紫陽花。
闇の向こうには光がある。
輝いて色があふれる世界がある
光よりも闇の力の方が、強い。
あなたが言うとおりと、私も思う。
それでも、あなたを大切に想ってくれている人は、必ずいます。
ゆっくりでいいから、今度は自分の意思で、光に包まれた世界に行ってみませんか。
強い日差しの中で満面の笑みを浮かべて咲く花もあれば、
透明な雨が降り注ぐ、しっとりと潤いに満ちた世界の中で、
淡い光に包まれて、静かに佇む花もある。
ピンで立つ花は美しい。
自分の足で立って
大地の感触を確かめながら
もう一度、箱の外に出て行ってみませんか
真っ暗な箱の中から、人の幸せを祈るのではなく、
あなた自身が暖かい光に包まれて、幸せになってください。
「花は自分のために咲く」
あなたが時々つぶやいてた、清原なつのさんの言葉。
その言葉のように、あなたが自分を受け入れて、
自分自身を大切に思えますように。
あなたの世界がもう一度輝いて、
モノクロから色のある世界になりますように。
あなたの望みが叶うよう
私は祈ります。
あなたは、いてもいいんだよ。
あなたにおって欲しいんよ。