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2012 Movies Best 10

2013年01月13日 00時00分00秒 | BEST MOVIE
という訳で2012年総括、いよいよ最後は映画ベスト10です。
昨年私が劇場で鑑賞した63作品(ガンバッタ!!)の中から選出しました。
単なる自己満足ですが映画検定2級となりました(笑)。
※記事内容はTwitterでのつぶやきを加筆・改変したものです。


10.ルビー・スパークス

デイトン&ファリスの新作は、作家の書いた女性が
目の前に現れるという恋愛ファンタジー。
いつの世も愛すべき恋愛映画が存在するが、
本作はどこかチャーリー・カウフマン的なひねくれた味わいがある。
ポール・ダノの草食っぷりも良いが、
エリア・カザンの娘で脚本も手掛けたヒロイン、ゾーイ・カザンの魅力が全開。



9.夢売るふたり

西川美和の長編4作目。
火事で焼失した店の再建するための資金集めから炙り出される夫婦間の軋轢。
展開を主導しながらも孤立感を深めていく松たかこの演技の安定感ったらない。
善でも悪でもない人の業をさらりと描いてしまう監督の邪悪さも健在。
つか、ヤン・イクチュンどこに出てた?



8.ベルフラワー

ヒューマンガス様マンセーの若者というキーワードからイカれた話かと思っていたが、
意外と真っ当な純愛・友情の物語だった。
例えるならば初期ジョン・フルシャンテのアルバムを映画にしたような壊れやすさ。
火炎放射器の炎が余計に脆さと儚さ、切なさを助長する。



7.ザ・レイド

麻薬王の巣窟に突入した特殊部隊の死闘を描くインドネシア産超絶アクション。
とにかく生身のアクションここに極まれりで、
大半を占めるアクションシーンのインパクトが全て。
同時に香港映画のような任侠道も感じられる物語。
これからのアクション映画のハードルを上げてしまった傑作。



6.おとなのけんか

ロマン・ポランスキーの新作は、
戯曲の映画化とあって上質の会話劇が繰り広げられる。
論点がどんどんズレてゆき、それに伴い対立構図も変わってゆくのが見所。
4人の俳優陣はみんな甲乙付けがたいが、
リベラルな母親を演じたジョディ・フォスターが白眉。



5.SHAME -シェイム-

新鋭スティーブ・マックイーンが
SEX依存症の男の空虚感・哀しみを描く「SHAME -シェイム-」。
物語の核心部分は行間から読み取るしかないが、
主人公の表情や態度から滲み出ている。
とりあえずマイケル・ファスベンダーが便器を上げずに用を足す事だけはわかった。



4.アルゴ

俳優ベン・アフレックの監督第3作は、
1979年にイランで起きたアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描いたサスペンス。
まずは事実は小説よりも奇なりを地でいく出来事にビックリさせられるが、
更にその題材で超一級のサスペンスを撮り上げたベン・アフレックに脱帽。
ユーモアたっぷりなのも、いい。あとは監督が出演を控えてたら・・・なぁ。



3.別離

「彼女の消えた浜辺」のアスガル・ファルハディ最新作で
2012年アカデミー外国語映画賞受賞作。
この作品は、人間関係こそがドラマである事を我々に雄弁に語りかける。
最後まで緊張感を持って観終える事が出来たのは緻密なカット割りにある。



2.かぞくのくに

在日コリアンのドキュメンタリー作家ヤン・ヨンヒ初の作劇。
北朝鮮から病気治療の為25年振りに帰国した兄、
それを迎える家族を通して北国家の理不尽さを描く。
観客の声を代弁する妹役の安藤サクラが素晴らしい。
登場人物が飲み込んだ無数の言葉は画面からハッキリと聞こえてくる。



1.裏切りのサーカス

ジョン・ル・カレのスパイ小説をトマス・アルフレッドソンが監督。
冷戦時代に繰り広げられる二重スパイを巡る駆け引き。
登場人物が多く舞台も目まぐるしく変わるので
集中して観ていないとすぐに置いていかれますが
抑えた色調と重厚な語り口、これぞ映画の真髄。



とまあ、このようなベスト10となりました。
10位~6位は世間的評価は別にして個人的に「好きな」作品、
5位~1位は総じて完成度の高い作品だったと自己評価。
今年もこのくらいの規模で見続けられるといいんだけどなぁ。

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