~ 重慶どんぶらこ ~

2012年3月から2015年5月まで約3年間の
メイフィ重慶生活日記です。
♪人生どんぶらこっこ♪

本場の辣子鶏は???@歌楽山 林中楽

2012年04月03日 22時18分58秒 | 重慶 重慶料理
思いの外、楽しかったスライダーで心は満たされたので、次に満たされたいのはお腹。
今日の一番の目的は、この有名な辣子鶏の本場で辣子鶏を食べること。
観光地でよく歌楽山の辣子鶏のパッケージされているのが売っているので何度か食べていたし、上海に入るときも四川料理のお店に行くとハズレがないので頼むことが多かったメニューなので期待は大!!

しかしながら、レストランまでの道は遠かった。

山を下りつつ、お店がいっぱいありそうなバスターミナルに到着したので、公安の人にお店の場所を聞いてみると、逆方面に歩いてしまった事が判明。 とぼとぼと戻り、さらに山を下るがお店なんて1軒もないし、永遠続く山道をひたすら下る。 でも事前にダーが調べてきたお店の地図は、さっき公安の人に聞いた場所付近らしく、不安な気持ちを抱いたまま下る。 どうせもう後戻りはできないし・・・

そしてレストランがちらほら並んでいるところまで下ってきて、空気も山椒の香りが漂ってきたと思ったら、
お店発見しました!

バスも通らないこんな道沿いなので、店の前には自家用車がいっぱい。

 

入ると1時半もすぎているのにお店はかなりのお客さん。 3階に行け~と言われ、疲れた足をひきずるように3階へ。
喉もカラカラ、とりあえずのビールをもらって一息。(冷たいのはなかったよ)

そしてオーダー

     

黒きくらげの和え物 18元  
青唐辛子で辛いけど、シャキシャキ感があって美味しかったです。

空芯菜の炒め物 22元
辛い物がいっぱいなので、逃げ道に。


そしてお次は辣子鶏かと思いきや

 

こちらがドーンとテーブルに置かれたので、「これ、うちのじゃないよ~」と叫ぶと、聞き取れない返事。 でも、みんなのテーブルの上に置かれていくので、どうもサービスらしい。 そして食べて納得。 鶏さんの内蔵系の炒め物でした。 わかったのは、レバーと砂肝。 あとは腸みたいなのもあったよ。 私はレバーだめなのだけど、健康のために1つ。 まぁ、食べれなくはないけどやっぱりレバーはレバー。 砂肝はコリコリで美味しかったです。



そして、そして、やっと本打ち登場!


        

招牌辣子鶏 1斤35元 こちら1皿分で175元!


写真だとよくわからないけど、これお皿が50センチくらいあります。
一面真っ赤な唐辛子と山椒の粒。そして中央からはあつあつの煙がもくもくと。
なんでこんな量になっちゃうかって、オーダーが最低4.5斤からって言われたんです。(1斤は500g)
結局、5斤にさせられちゃいましたが、重さって鶏さんの重さだけではないと思われます。

しばしの撮影タイムの後、二人で宝探しのように食べる食べる。
カニを食べてるかのような真剣さです。

本場の辣子鶏は、ほかで食べていたのよりはお肉の塊が大きく、一番の違いはお肉を揚げていない事でしょうか。
今まで食べていた辣子鶏は、油で揚げてから、からめているので、お肉の食感がカリっとした感じだったんだけど、本場のは炒めているだけなのでやわらかくてジューシー。 始めに食べだした頃は、あまり辛くなかったのに、このお皿の中で香辛料に隠れている間にどんどんと辛くなってくる事が判明。 そこから食べずに救出活動に入ったけど、時すでに遅し。。。やっぱり本場は辛くて口が二倍に腫れてる感じがする位、しびれちゃいました。


そしてびっくりするのが、周りのお客さん達、食べれなかった分をぜーんぶビニールに入れて持って帰るのです。 唐辛子も山椒も、お皿の底にギトギトに貯まってる油も全部! 家に帰って使うのかなぁ?  私たちは救出したお肉の塊に少しの香辛料をつめてもって帰りました。


帰り道も大変。
山を下ること30分。
アテンドで連れていきたいけど、足の弱い方は車チャーターをオススメします。
私は歩くの好きだけど、下り坂は苦手なので、ふくらはぎが筋肉痛です。



☆歌楽山 林中楽
歌楽山三百梯黄[木角][木対]
023-65503858
営業時間 9:30ー22:30







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