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夏のあり

2008-10-06 20:22:18 | 宇宙と人 ・気づき
おひさまがぎらぎら照りつける。
かげろう揺らめく暑い日だった。
ぺたんとすこし木陰になった広場のすみにすわりこんで、青いそらと白い雲を見ていた。
「くもさんどこ行くの?そこから見てたらたのしそう」

どこかのおうちから焼きそばのにおいとTVの歌が流れてくる。
「ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
  あの星たちのあいだに眠っている北の空に
      きみの名を呼ぶ オリンピックと
いっしょに歌いながら たいくつ・・・だれかこないかな・・
朝からずっとひとり ちいさいメイはお昼に日清のチキンラーメンをひとりで食べてからこの広場に座り込んでいた。

お尻のちかくにあった木切れをひろい 地面に字や絵を書きだした。
ふとみると黒いちいさなありの行列。

「どこいくの?」行列と一緒に少しずつお尻をずらして。
みんないっしょのところに行くのね・・・・と思ったら、すこしいじわるをしたくなった。
でっかいの石を拾ってきて、ありの行列の前に でん と置いてやる。
瞬く間にありたちは石の前で立ち往生。
帰ってくるあっちからも石の前で立ち往生。
石のあっちもこっちも
「もう!こっちだって あっちだっていけるのに!」と意地悪をしておきながら
上から見ているもんだから勝手なことを言っている。

しばらく見ていると、その中の勇気あるありが一匹、また一匹と道を探し出した。
「お~!えらい!あんたたちだけはもうじゃましないからね」
どんどん先に進むあり、勇気ある冒険ありさんはどんどん進む。

向こう側の帰りのありと冒険ありはいちいち止まってお話しているように見える。
さては・・・道を教えてるんだな・・・。

「お~い!メイちゃん!あ・そ・ぼ」後ろから洟垂れ小僧のじゅんちゃんとけんちゃんが呼んでいる。
「は~い い・い・よ」

ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
  あの星たちのあいだに眠っている北の空に
      きみの名を呼ぶ オリンピックと

口ずさみながらお尻の乾いたつちを払い スキップして行った。



こどものころっていろいろなことが不思議でおもしろくって暑いのも忘れてありの行列を追いかけたり、虹の橋の出てるところまで行こうと、どんどん歩いたり

上からありを見ていたときは 自分が大きな存在で いのちを握っているような気がしていた。神さまにでもなったかのように。
そんなおおきな私より、目の前の石に右往左往しているありをばかだな~なんておもったり^^;

いじわるするのはさびしいわたしだったのに

札幌オリンピックが終わった夏の日の思い出。


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