《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

「こっちの方が近いって言ったの誰だよ」「距離はこっちの方が近いよ。どっちが近いって聞いたの誰だよ」

2006年12月17日 21時56分20秒 | Weblog
ハイ、昨日16日の

「犬神家の一族」舞台挨拶

のご報告です。


画像は、
ゲストの皆さんご登壇のあとは撮禁となってしまったので、
その直前のピントとか露光とかの調整をしている最中の
模様をアップさせていただきました。


われらが奥菜恵さん。
珍しくいつもの何倍もコメントしてくださいました。
いつもは素っ気無いくらいありきたりのことしか
話して下さらないのに。この日は違っていました。
いつもはダイタイ

「楽しい現場でした。その楽しさが皆さんに伝わったらな~、
 と思っています」

で終わりですからね。

「ウ~ン、そ~うですね~+ひと言・ふた言」

とか。今回は話す話す。

全体の進行を考えて短いコメントに抑えてた萬田久子さんが

“イライラ!”

という顔になったのを私は見逃しませんでした。
それくらい奥菜さんはしゃべりまくりました。彼女的には。

進行のTBSアナが奥菜さんファンだったんだな、キット。
かなり上手に奥菜さんのコメントを
引き出してくれていたと思います。



奥菜恵さんのお話下さった内容の概略。


まずは市川監督の名言を紹介してくださいました。

「人が作ったものには人が籠もっている」
(人→人間 籠もって→やどって だったかも)

これには妙に感動させられました。
私はパクってばかりですからね。籠もってないですよね~。


母・竹子(松坂慶子さん)の上手投げ?をくらって襖に激突
のシーン、勢いでああなって結果オーライになったのかと
思いきや、監督の演技指導があって、
襖にぶつかるタイミング、角度は計算された上での演技だった
そうです。
「頭の上に襖が落ちてきて驚きました」
とおっしゃっていましたから、
そこはハプニングだったようですが。


V字型に湖から突き出した死体の足を
小夜子が発見するシーン、
そう、カエルを奥菜さんが抱きかかえているシーン
にも話が及びました。
(あれ、私は作り物のカエルだろうと思っていたんですが、
 本物の牛蛙だったんだそうです。大きかったですよ。)

幼い頃小さいカエルを飼っていたことがあったので、
大丈夫だろうと思っていましたが、やはり失神しそうに
なりまして。でもそのうち愛着みたいなものがわいてきて、
それが、カエルにも伝わったみたいで、
抱きかかえているうちにカエルが居眠りを始めたんです。
それがもう、かわいくてかわいくて。

そのカエルは小夜子の涙で佐智に姿を変えたとのことです。


舞台挨拶後半「V字足」の模型が舞台上に登場。
その時、石坂浩二さんが奥菜さんに
「『面白いことしているわねぇ』って言ってよ」と
振ってくれたのに、奥菜さんは照れてしまって、
大笑いして手を振って拒絶。
残念だった!と~~っても聞きたかった、あの台詞!


この日の奥菜さんの衣装は前が大きく開いていて、
胸を強調したものでした。
登場の瞬間私の頭をよぎったのは、


多岐川裕美『酸っぱい体験』

♪シャツのボタン ひとつ外しただけで
 他の人の 視線気にしーてる

もちろん私が。


ああ、もう「世界ウルルン滞在記」の時間や!


23:03追記

ヤバッ!ウルルンときちゃった。
はずれ獲物の帽子を犬にかぶせてあげたら
帽子の中から魚…
ほんまに優しい、いい子やってんな、ハリコナ。




「ちょっと休もうぜ」「オイ、休むなよ」「海まわってりゃ、花火見ながら行けたんだよなあ」

2006年12月17日 14時10分12秒 | Weblog
あす、18日発売の「週刊現代」

電車内の吊り広告です。


親愛なる奥菜恵同志、

何もこんなにまでお仕事をがんばる必要は
ないのではないかと思えてなりません。


汝の部署を抛棄せよ

汝の価値に目覚むべし

全一日の休業は

事務所の虚偽をうつものぞ