《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

「何やってんの?」「別に」「おい、アリ」「取って」「えっ」「取ってよ」「ありがと」「おーい典道!

2006年08月27日 16時52分27秒 | Weblog
じゃ、昨日の『おいしい殺し方』
舞台挨拶のことを書きましょうか。

24日の革奥同中央闘争委員会で
綿密な作戦打ち合わせがなされたいたのだが、
昨夜私はその方針を無視して映画館脇にまわってみた。
西武だか、パルコだかとのあいだの狭い路地に
いかにも「関係者入り口」のような鉄扉があって、
IDカードをぶら下げた男が2人待機していた。
ここだな、と私は直感した。

開演15分前となる20時直前まで、大きな不安を抱きながらも
そのまま張っていると
狭い路地に1台の車が進入してきて、鉄扉に横付けにされた。

最初スタッフが車の鉄扉寄りのドアを開けようとしたため、
そっちからではほとんど姿が見えない!と思ったそのとき、
奥菜主義者の躰が前のめりに崩れ落ちる…。

逆側のドアから奥菜恵さんが車を出ていらしたのである。
声をお掛けすることが出来たうえ、
視線もいただき、手も振り返していただけた!

15分前の現場入りですから、メイク・衣装は
そのまま舞台に上がれるような状態。
美しかったですよ!
バレー部かバスケット部かというジャージ姿の
女子高生が入り待ちではなく、たまたま近くにいて、
「奥菜恵だ!」「かわいい」「キレイ」
とキャー、キャー。大変でしたよ。

ところが舞台挨拶の中で、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんは
「めぐゾウはこの衣装の着方をここに出る2分前まで
 分かっていませんでした」
と言っていたので、ちょっと「ふ~ん」て感じ。
間違った着こなしだったのか、あのときは。
衣装は上掲画像をご覧あれ。(今回の画像はぜひクリックしてみて欲しい。かなり大きく成増よ。)

あ、ケラの野郎に着るのを手伝ってもらったなんてことはないだろうな!



舞台挨拶概要

周りがすごい役者さんたちばかりなので、
すごいプレッシャ-があって、
撮影の途中で、パンクしてしまったことがあったそうです。
テンションが上がりすぎて、覚えているはずのセリフが
全然出てこなくなってしまい、保健室にこもってしまってとか。
ちょうど学校でのロケ中だったそうで。
みんなが代わる代わる様子を見に来てくれると
それがまた嬉しくて、また涙が出てきちゃって。
みんな家族みたいな安心感の持てる仲間たちでした。
(途中から直接話法になっている!)

奥菜さん一押しの見所は

管理人が常住(つねずみ)さんのところへ行くシーン

だそうです。
ケラさんに「あれなの?みなさん『えっ、こんな所が好きなのかぁ?』というシーンですからね」と突っ込まれていた。


舞台挨拶の内容として、報告に値するのはこれくらい。
あとは、パンフレットに書いてあることを
結構そのまましゃべっていました。4人とも。



最後に私の感想。

なんと顔のアップの多い映画であることか!
奥菜さん以外の役者にアップが必要か?
映画館のスクリーンで観ると息苦しいまでの重圧感だぞよ。

コメディー調のものは
周囲に他人がいる状況で観た方がずっと笑える。
BSフジで見たときはそれほど面白くなかったけれど、
昨日映画館で観たらずっと笑いっぱなしだった。
本当にずっとだな?
ぜひ映画館でお金払って観てね。

奥菜さんの髪をかき上げる仕草は犯罪的に妖艶だ。


以上。


僕たちもなかなか踏み込めない領域ですから。あっ、これ」「子供にこんなもの持たせるなんて!」

2006年08月27日 01時27分25秒 | Weblog
昨日のことについてのご報告です。
当然『おいしい殺し方』舞台挨拶の方をご期待かとは思いますが、
まだ、“裏報道協定”が解かれておりませんで。
スポーツ紙朝刊の配達が終わる頃まではご辛抱下さい。

てなワケで、昨日の私の行動の時間軸にそって、落語ネタから。

高木東六氏逝去の報に接し、
故人供養のため、過去のいきさつを忘れて、
末広亭の川柳川柳師の『ガーコン』を聴かねばと思いました。
そこで、昨日は13:00少し前に仕事が終わりまして、
そのまま昼飯を食わず川越駅に行きまして、
冷たく冷えたビールが待っている自宅を通り越し、
池袋では三三がおいでおいでをしていたけれど、
「トリの正蔵が代演だからやだ!」と袖にして、
誘惑の多いJR新宿駅や新宿三丁目の界隈を通り越し、
歴史的和解を果たすため、
板門店を強行突破するような決意で末広亭入りを果たした

つもりだったのだが、
どうやら鈴本演芸場に飛び込んでしまったらしい。
だって、夜席で桃月庵白酒さんが
「今日は変な陽気ですね。こんな日にこちら鈴本にお越しい……」
て堂々と言ってたもの。

革命的奥菜主義者同盟と末広亭との
歴史的和解はいつになるのやら。


川柳師はやっぱり自著のPRが先。
でも、東六氏の訃報について触れ、
先の大戦中に彼の作ったメロディーが
ドイツ軍の軍歌として貸し出された(?)というエピソードを
紹介してくれました。


今日の小咄 『打開策』

秘書官「総理、膠着状態の日中関係打開策を思いつきました」
総 理「ウム、聞こうじゃないか」
秘書官「酔った川柳川柳に、天安門前広場で軍歌を唱わせます」
総 理「え~~~!川柳川柳ぅ~~?しかも酔ったぁ~~?」
秘書官「…… ? ! 打壊策の間違いでした!」

三遊亭白鳥師に教わったネタを少し改変しました。