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行雲流水の如くに

米朝実務協議は決裂したのか?-米国、北朝鮮の本音を探る

北朝鮮の非核化を巡り、スウェーデンのストックホルムで行われた米朝実務協議は、米朝で真っ向から主張が食い違う。

北朝鮮の金明吉首席代表は脂汗(実際は冷や汗だったかも)を流しながら次のように述べた。

「米国はわれわれが要求した計算法(譲歩案)を一つも持ってこなかった」

交渉は決裂したと断じたのだ。

これに対し米国務省のオルタガス報道官は、

「米国はいくつかの新しい提案をした」と反論、再協議を北朝鮮側に呼び掛けた。

 

焦っているのは米国なのか北朝鮮なのか?

国民の困窮度から言ったら明らかに北朝鮮のほうが困っている。

米国に関心を持ってもらおうと、このところ立て続けにミサイルをぶっ放しているが、トランプはほぼ「無関心」だ。

トランプにしてみたら、イランのほうが票になるし国民の関心も高い。

それとウクライナ疑惑で弾劾問題が持ち上がって、その対策で手一杯なのだろう。

 

北朝鮮の内情はかなり厳しいらしい。

アフリカ豚コレラが蔓延し、ほぼ壊滅状態だという。米も台風13号が直撃しかなりの被害が出ているようだ。

まともな指導者ならばそちらの対策に万全を期すべきなのだろうが、諫めるものは誰もいないのでミサイル発射に狂奔している。

この「つけ」は必ずどこかで出てくるだろう。

 

日本の安倍首相は金正恩よりはましだが、消費税が上がって苦しむ庶民の嘆きは無視するかのようだ。

ただミンミンゼミのように「憲法!憲法!」と鳴くばかり。

国民経済の方も「悪化傾向」のシグナルが出始めている。

そのせいか、かってうるさいくらいに叫んでいた「アベノミクス」も言わなくなった。

政治に緊張感をもたらすためには、野党勢力にもう50議席くらい与えたほうが良いのだ。

 

朝鮮半島の地政学的な重要さを認識すれば、今のような対韓政策や北朝鮮政策は根本から見直すべきであろう。


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