虫歯の母子感染に注意
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ヨーロッパでは腸管出血性大腸菌O104の感染の広がりがとまらず不安が広がっています。死者も30人を超えました。ただ原因が分からず、最初「スペイン産キュウリ」からO104が見つかった！とドイツ政府が発表したものの、その後の検査でO104が見つかったものの原因菌ではなかったとのこと。その数日後今度は、原因は「ドイツ産もやし」だったと政府発表24時間後にまたまた撤回するなど、二転三転して日本の原発対応と同じく厳しい国民批判を浴びています。
また、ケースによってはいわゆる母子感染も発生していて、子供は生野菜は食べてないけど、大人が食べたりして感染後、子供が感染・発症して社会問題になっています。
さて～母子感染といえば、そんな怖い病気だけではなく、身近な虫歯もうつることはすでにだいぶ周知されてきています。でも普通は1歳前の乳幼児が虫歯になることはまれです。特に生えたての、下の前歯は豊富な唾液に守られていて、ほとんど発生しないと言われています。むしろ無理に仕上げ磨きしようとして、歯肉を傷つけてしまうことを心配する必要があるぐらいです。もちろん上の歯が生えてきたり、1歳のお誕生日近くになったら注意が必要です。
赤ちゃんのよだれかけ。すぐ汚すから、すぐ交換。でも飲み込めない、実はあのあふれる豊富な唾液は、よだれかけを汚す前に、ちゃんと役にたっていたのです。