今日も日々悩まされる問題について。
今日も昨日の別のケースで悩んでいることがあるのでここに書くことにしま
す。僕は腰痛持ちなんですが、先日、太鼓の達人を頑張りすぎて腰を痛めま
した。
今日こられた方も長年の腰痛持ち。もうすぐ80歳を迎える女性の方。買い物
家事以外ずっと座っているといつもおっしゃっている。
座るというのは一見すると楽なんですが、上半身の重みを骨盤と腰で支える
ため立っているよりも腰への負担は大きいんですよね。
だからじっと座っているのはかえって腰を痛めてしまうんです。なので適度
に姿勢を変えたり動く必要があるんです。そして、僕が痛めた太鼓の達人。
あれもあぐらで座って太鼓に集中、腰で支えて手がフリーになるから痛める
リスクは高いんです。特に長時間同じ姿勢になりますから。
要するにお年寄りが動かず座っているのとゲームをして同じ姿勢でいるのは
怪我の発生機序としては同じなんですね。だから施術も同じ。考え方は基本同じになります。
ただ説明すると納得してもらえないんですよね。「あんたは元気やし、若い
から私とは違う」と。年齢を前提にものを言われると若年世代は何も言えな
くなりますね。
でも事実は伝えなきゃならない。その疾患にアプローチするだけが僕の仕事
ではない。理解してもらうのも僕の仕事。ただこれは本当に難しいんですよ
ね。
揉んだら治るわけではなく揉むことによって活性化された身体の自然治癒力が高まって、自分の力で治すんですね。僕らがするのはその手助け。
だから自分で治すんだという気持ちでいてもらうのが大事なんです。まぁ～
そう思ってもらえるようにするのが僕の仕事の一つでもあるんですが。
どちらも治すための努力が必要。薬ではないので簡単ではない。そのジレンマに日々悩まされます。まだまだ力不足、前向いて頑張りたい。
前貼ったかな？
おしまい