あいとポッポパーティー

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4カ月あかちゃん講座と父の育児

2015-01-31 21:25:51 | お子との暮らし
市による「4カ月あかちゃん講座」に参加してきた。
4カ月の乳児とその保護者が対象。身体計測、遊び方・離乳食の話、個別相談、親同士の交流、が主な内容。

これに向け、昨年末にはわざわざ保健推進員という方が我が家を訪問し、案内をしてくださっていた。
ちょいと調べてみたら、こうした講座は市川市だけ…なのかな? 他の自治体はこのようなフォローはどこまであるのだろう。

出産して実感することは、思った以上に行政のサポートがあるということだ。職員の訪問や保健センター、保育所、支援センター、こども館などなど。往々にして、職員はみんな親切だ。
こちらは特に初めての出産であることもあり、何もかもが不安だ。子どもが小さければ簡単に出かけることもできない。そうした不安をよくご存じのようで、親身に声をかけてくれ、相談に乗ってくれる。になみに妊婦から参加できる企画も多い。みなさん、ちゃんと正規職員なのかな…?

4カ月赤ちゃん講座は市内7カ所で開催されているようだが、いざ出かけてみたらかなりの人数が参加していた。もちろん、みんな4カ月児、つまり9月生まれ。こんなに出産しているのかーとびっくり。素敵なことだが、つい保育園に入れるかどうかの心配をしてしまった。

数十人も参加しているのに、保健師さんが手分けして全員の個別相談に乗ってくれた。
私は子どもの体重の増え方が気になるので、ミルクの足し方などを(またも)聞いてみた。母乳育児への憧れにも心を寄せてくれた。

全体講義では、いないいないばあなどの遊び方、寝返りなどの運動の仕方などを教えてくださる。さっそく自宅で実践しまくっている。

小グループに分かれ(私は5人班)、親同士の交流も行った。同じ誕生日の子がいて、親近感がわく。

ところで、わが家からは父親(わが相方)も参加した。男性の参加はたった一人であった。
相方は、せいぜい十数人の集まりだと思っていたらしく、大規模ぶりにかなりびびり、「帰りたい」雰囲気に。しかしせっかく来たので頑張って参加してもらった。職員にも男性はいなかったので、実によく頑張ったのでは。母親はその場で授乳もするし、確かに気は遣うだろうな。でも私よりもずっとよく話を聞いて覚えており、やはり一緒に参加できてとてもよかったのだ。

市の案内には、今回の講座の対象は「4カ月の乳児とその保護者」とあり、決して母親だけではない。しかし内容紹介には、「お母さん同士の交流」とある。
実態がニーズを生むので、父親の参加が想定されていないのはある程度は仕方ない。しかしまずは母親と別の場でもよいので、父親講座や父が主体的に参加できる企画がもっと増えればよいなとは思う(ほとんどないのだ)。

育児書などさまざまな育児資料を読むと、父親は育児や家事を「手伝う」という表現が多い。これほど「イクメン」などと騒がれているのに、あまりの「手伝う」スタンスの表記の多さにはとても驚いた。「イクメン」を推進する側の姿勢の表れでもあると思う。
保護者がともに主体的に担えるには、当人の意識改革はもちろん、それを保障する労働のあり方や、行政の支えが必要だ。当然だけど。

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