ワンコのリラちゃん

今年の夏の暑さは、格別…といいましょうか、
年々、その暑さが増しているように思います。

そんな中でも、我が家のとってのお散歩は欠かせない日課のひとつです。
健康を考えて、２０数年前から続けています。
ただ、暑いこともあって、今年は北海道で暮らしている時も
朝５時半過ぎには出掛けています。
この時期ですから夜明けも早く、すでに明るくなっていますので助かります。
もちろん、山梨に帰ってきてからも、早い時間のお散歩です。

ウォーキングとスロージョギングを組み合わせているのですが、
山梨のお散歩コースは距離が長くて、約１時間はかかります。
森の中や別荘地の中、上り坂や下り坂など変化がありますし、
八ヶ岳はもちろん、富士山や南アルプスなどを見ながらのコースです。
また、空が広くて自然も多く、とても気持ち良く歩けるのです。

今朝も５時半過ぎに出掛けました。
そして…、ほぼいつものところで出会うのが、『リラちゃん』。
リラちゃんはラブラドールレトリーバーで、ご高齢の男性が飼い主さんです。

出会うのは、今日で５回目になるでしょうか。
最初に出会った時、ワンコが何となく近付いてきたのです。
「撫でても大丈夫ですか？」と飼い主さんに尋ねましたら、
「はい。」と優しく静かに頷かれました。

２～３回撫でたところで、ワンコはくるりと方向転換。
「もういいよ。」という感じでした。
近付いてきたから撫でたのですが、犬が苦手な私ですので、
『この人は犬が好きではないな。』と気付かれてしまったかしらと思いました。
撫で方がオッカナビックリだった？？

次に会ったのは、最初の場所からかなり離れたところで、
我が家には比較的近い場所でした。
その時も近付いてきたので何度か撫でて…、
その次の日も、また次の日にも、同じように撫でていましたが、
やはり、すぐに方向転換でした。

そして昨日、「お名前は？」と聞くともなくワンコに語り掛けました。
「リラです。」と男性が答えられたのですが、それ以外はほとんど話されません。
でも、リラちゃんという名前なんだわと覚えました。

今日も向こうから歩いてきたリラちゃんは、同じように近づいてきます。
今日は、しゃがん撫でている私の顔に鼻をくっつけてきました。
でも、頭を撫で始めると『プイ』と向こうを向いてしまいます。
リラちゃんのお気に入りの撫で方は、どうすればいいのかしら？
今のところの、私の課題です。


　石のアートのお庭に並んでいる『七人のこびと』