想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

畳に寝ころんで

2013-02-27 21:48:00 | 日記
『こんなに硬かったかしら。』

今日、畳の上に、横になってみました。
座布団も絨毯も敷いてない畳に寝ころぶのは、久しぶりでした。

背中や腰のあたりが痛いと感じました。
頭の部分も痛くて、頭蓋骨の凹凸を感じるような気がしたのです。

「畳って、昔からこんなに硬かったかしら?」
主人に尋ねたほどです。
「畳は昔から硬かったよ。」と主人は言いますが…。

子供の頃の家には、畳か板の間のお部屋しかありませんでしたので、
寝転がって遊んだり、お昼寝をするのは、畳のお部屋でした。
その頃、畳が硬いなんて、思ったこともなかった気がします。
顔を近づけると、新しい畳からは、イグサの匂いがしました。
少し古くなった畳からも、生活の匂いがしていました。
どちらの匂いでも、なんとなく嬉しい気持ちになっていたのは、
その時までの思い出に繋がるものを感じることができたからかもしれません。

それなのに…、今日は5分もしないうちに起き上がってしまいました。
背中が痛いのです。
ちょっと細身の私には、背骨に負担がかかってしまいます。

昔は、畳と言えば、藁床にイグサで作ったゴザを張って作ってあったと思いますが、
今では、藁も少なくなっているし、保温や防音、健康面、価格などを考えて、
材料が変わってきているのかもしれません。
また、お布団や絨毯などの敷物も柔らかいものが多くなっていますので、
畳でさえ、硬く感じてしまったのでしょう。

今、家庭の中の、畳のある割合は少なくなってきていると聞きます。
便利さや心地良さを求めていくうち、日本の家屋から、日本らしさがなくなるかもしれませんね。

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