想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

駐車場での出来事

2015-04-02 22:08:57 | 日記
私はその時、郵便局に用事があった主人を、駐車場で待っていました。

ゆっくりと駐車場に入ってくる乗用車がありました。
10台ほど入る駐車場には、我が家の車の他に1台の車が止まっていました。

田舎の郵便局と言うこともあって、一台分に十分な幅を取って白線が引いてありますし、
車止めもついています。
少し傾斜面にありますが、フェンスで囲ってありますので、落ちてしまう心配はありません。

その車は、一旦奥に入った後、バックで駐車スペースに入るようです。
不自然なほどゆっくりとバックを始めたその車は、運転手さんが目指す(?)スペースに
迷うことなくバックします。

私は車から降りていましたので、なんとなく不自然なその車に気付いていたのですが、
10mほど離れた場所で、車を背にして見える富士山の写真を撮ることにしました。

写真を撮り終えて振り返った私は、目を疑いました。
何…?
どうしたの…?

あの車が、車止めの隙間を上手に(?)通り抜けて、フェンスに当たっていたのです。
フェンスは少し曲がっていましたが、そのお蔭で、車は落ちることなく、止まっていました。
運転しておられたのは…、80歳に近いかと思われる男性でした。
状況に気付かれたのか、気付かれなかったのか、そのまま郵便局に入っていかれました。

バックをしている時に、白線を見られなかったのでしょうか。
一台置いて止まっていた他の車に比べて、ご自分の車が下がって止まったことに
気付かれなかったのでしょうか?

更に驚いたのは、その車のそばで、立ち話をしておられたご婦人(50代)のお二人が、
気付いてあげられなかったのでしょうか、
私が振り返った時、お二人はずっと話し続けておられました。

郵便局の用事を済ませて出てきた主人に、状況を話しながら、
私は、自分が大きな事故の現場に居合わせたかのようで、
しばらくショック状態でした。

ご高齢で危ない運転をしておられた人のことも気になりましたが、
近くにいながら注意をしてあげられなかったご婦人達のことも気になりました。
まさか、すぐそばにいながら、間違えた駐車の仕方に気付かれなかったのでしょうか。

いずれにしても、私のショック状態が解消されるには、充分な時間が必要でした。


 富士山と…


 南アルプス(やや右寄りの大きい山が甲斐駒、同じく左よりの白い山が北岳)と…
 
 
 八ヶ岳…を、ほぼ同じ場所から望むことができます。
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