寂しさと不安

金曜日は食材のお買い物日ですから、
「そのついでに行きたい場所があったら行くよ。」と
主人が尋ねてくれました。

山梨のスーパーは、その隣に１００円ショップがあるのですが、
浜松のスーパーには、近くに１００円ショップはありません。
ですから、１００円ショップに行きたい旨、伝えておきました。

ここ数年は、１００円ショップを使う機会が多くなりました。
今のように山梨以外で暮らす時が特に多く、
滞在期間中に必要で、しかも使い切れるようなものは
１００円ショップのものを利用することが多くなりました。

ただ、１００円ショップが必ずしも安いとは限りませんので、
そのあたりはさりげなく(？)市場調査をした後で買うようにしています。

今日は、主人が本屋さんで調べたいことがある…ということでしたので、
主人がモールの中の本屋さんにいる間に、
私がモールの中にある１００円ショップでお買い物をする…という段取りでした。

昨年までに何度も利用したことがあるモールですから、
モールに到着して１階にある本屋さんへ…行ったのですが、
何と、そこは１００円ショップに代わっていたのです。

≪本屋さんはどこに行ったの？≫

主人と二人で顔を見合わせてしまいました。
本来ならば、主人がそこで調べ物をすることになるはずが、
そこでは私がお買い物をする…ということです。

そういえば、全国どこの本屋さんも経営が難しくなっていると
ニュースなどで聞いていましたが、まさか…。

調べてみましたら、モールの２階に本屋さんが移ったらしく、
主人は２階へ上がっていきました。

お買い物を済ませた私がお店を出たところで、
主人がこちらに向かってきます。

どうやら、主人が探しているパソコン関係の雑誌は、
今の時代には合わないらしく、売り場には全くなかったそうです。
今は、スマホさえあれば調べることができる…ということ。

「時代だねえ～。」という主人の言葉には実感がこもっていて、
ドンドンと駆け足で進んでいく世の中に、私は寂しさと共に不安を覚えました。

そんなに急いで大丈夫？？


　お散歩コースの大きな木が、切り倒されました。
　老木となり、遊歩道に倒れることがあっては危険になったためかもしれませんが…、
　とてもかわいそう…。
　

　昨年までは…、つい先日まではこんな感じでしたので、
　私はとても好きでした。