ごまさば

今日の夕食は、サバ。

我が家では、サバを買うと、ロースターで焼いて食べます。
それが、ゴマサバであっても、マサバであっても…です。
お塩も使わず、ただ焼くだけ。
私たちにとっては、それが一番おいしいので、それ以外の食べ方はありません。

今日は、ゴマサバでした。
この時期の２ヶ月を、ここ沖縄で暮らすようになってから４年になりますが、
一昨年までは、お魚を食べることが少なかったのです。
海に囲まれている沖縄ですが、お魚の種類は、意外に少ないと思っていました。
もちろん、地元で獲れた魚もありますが、少ない種類が少量という感じ。

ところが、ライカムイオンモールができた昨年からは、お魚が増えてきました。
それまでの、沖縄のお魚に加えて、私たちにとってはお馴染みのお魚も
店頭に並ぶようになったからです。

というわけで、沖縄では売られていることが少なかったサバなども、
買うことができるようになりました。

今日のゴマサバは、鹿児島県産ということでしたが、
この時期のサバにしては、立派な大きさでしたし、脂がのっていました。
いつものように、エリンギやピーマンなどと一緒にロースターで焼いたのですが、
とても美味しく食べることができました。

「おいしかったわね。」と言いながら、
普通ですと、作った私本人は、自分の味付けに自画自賛…ということになって
言いにくい言葉だわと思いました。

でも、主人と話したのですが、我が家のお食事の場合、
ほとんどは、味付けをせずに食べますので、自画自賛ということにはなりません。
それでも、おいしかった…と思えるということは、
素材を味わって、その味をおいしいと思っているということ…。

素晴らしいことですね。

私は、子供の頃から、味が濃いものが好きではなかったこともあって、
今では尚のこと、薄味…どころか、素材の味を求めています。
よく嚙んで食べていると、そのものの味が出てきます。
そのまま…、焼く…、蒸す…、煮る…などの食べ方の中から、
素材の味を引き出せる食べ方を、これからも求めることができればいいなと
思っています。