想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

感謝の気持ち

2014-04-17 22:13:47 | 日記
今日の夕食時間に、クローズアップ現代の
“折れない心”の育て方 ~「レジリエンス」を知っていますか?~を見ました。
試練に立ち向かう時に、前向きに生きる手がかりを探る…というものです。

見終わった後、私達は、それぞれの試練を語ることにしたのですが…、
二人とも、特に思い浮かぶことがありません。
ですから、二人とも、試練と言えることを経験しなかったのかもしれないと思ったのです。
私達がそれぞれの道で経験をした様々なことは、試練ではなく、
歩いてきた道で出会った一つの経験に過ぎないということなのでしょう。

そんな話をしている時、「僕が自分で決断したことで思い出深い経験の一つは…。」と、
主人は、結婚して4年目に転勤の辞令が出た時のことを話し始めました。

大阪の会社で勤務していた主人に、広島で責任者をしてほしいという辞令でした。
当時、ボランティアでしたが、大阪の大学で、アメリカンフットボールのコーチをしていた主人は、
広島に転勤すると、コーチができなくなることが頭をよぎったのです。
転勤を断るか、コーチを辞めるか…。

その話を受けてすぐ、その頃、同じ大阪市内で働いていた私の職場まで、
主人は地下鉄で2駅分を歩いて来ました。
2駅分を歩くうち、主人の頭の中で、「転勤はする…、コーチも続ける…」という結論に
たどり着いたそうです。

画して、私に転勤の話しをする主人に迷いはなく、
私も、主人の考えに協力したいと思いました。
広島で勤務しながら、月に2度、新幹線で大阪に向かう主人を見送りながら、
身体を壊さないでほしいと思ったものです。
その翌年には、阪神淡路大震災のために、新幹線の運休が続き、飛行機で関西に行くこともありました。
ボランティアでしたが、そこまでできる主人には、頭が下がる思いもしました。
そんな主人の生き方の中からは、たくさんのことを学ぶことができました。

いろいろがあって、今がある…。
そう思うと、なんだか、有り難い気持ちでいっぱいです。


 我が家の近くでは、レンギョウの蕾が色を付けました。


 別荘の庭に、フキノトウが出ていました。


 日差しが良いところでは、コブシが咲きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする