想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

“最期”の希望

2013-04-03 22:16:18 | 日記
今日、クローズアップ現代“凛とした最期”を迎えたい~本人の希望をかなえるには~を
見ました。

近年、医療技術の向上によって、命を長らえることが可能になっていますが、
一方で、自分らしい生き方を守りながら最期を迎えたいと希望する人も増えているそうです。
延命措置の是非を巡って、親族間で意見が対立することさえもあるようです。

我が家では、そうしたことについて、常々、主人と話をしています。

先日、有効期限が更新された国民健康保険証が届きました。
その裏面には、万一の時に臓器提供をするかしないかを書き込む欄があります。
本人の希望と、家族が確認をした署名とを併せて、本人が携帯しておくのですが、
こうした機会に、家族の希望を確認できることもあって、とても良いことだと思っています。

その他にも、私は主人に、万一の時の希望を話しています。
延命処置についてはもちろん、お葬式、お墓、その後の生活についてなど、
思いつくままではありますが、こうしたことを伝えることは大切だと思っているからです。

好きな人と共に暮らせる幸せを、日々感謝してきました。
その人と共に生き終えることができるならば、この上ないことかもしれませんが、
それが叶うことは、まずありません。
それならば、せめて、その人が困らない生き終え方ができれば嬉しいです。

それが、それまで幸せに過ごさせてもらえた人への、せめてもの恩返しになると思うからです。

生き終える時の希望を話した今…。
今の私にできることは、できる限り元気でいることでしょうか。
一緒に出掛ける時にも、元気でいれば、一緒に楽しむことができますから…。
体調が安定しないことで、いつも心配ばかりかけていますので、
少しでも主人のことを気遣ってあげられるようにしたい…と思うのです。

主人が以前、知人ご夫婦に作って差し上げた歌に、
「…それが、おまえの一日前であれば、この上ない」という歌詞があります。

私も、主人が悲しむことや一人になってからの大変さを思うと、
綺麗に片付けてから…、できれば、一日後…が望みです。


 嵐が来るかと思っていましたが、大したことはなく、
 午後から青空が出てきました。(お台所の窓から)
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