なぜか…、たいへんですね。

今日のお買い物は、少し遠くのモールまで出掛けてきました。

スーパーマーケットに行く前に、まずお茶を飲むことに…。
さすがに土曜日です。
人が多くて、私たちはオープンカフェの、入り口に近いテーブルに座りました。

まもなく、２歳位の女の子が、私たちの隣の椅子に座ろうとしました。
慌てて入ってこられたおかあさんが、私たちに謝って、女の子を連れて出て行かれました。
どうやら、通路を歩いていた女の子の目線に、カフェの赤いソファが見えて、
座りたく(？遊びたく)なったのでしょう。

とても可愛い女の子でしたので、その親子連れを目で追っていますと、
通路をはさんだ装飾品のお店に入って行かれました。
女の子のおかあさんと、そのおかあさん、そして、外国人のおとうさんです。
２歳の子の他に、４歳位の女の子も一緒でした。

おかあさんとおばあちゃん（まだ６０歳くらいです）がお店に入っておられる間、
女の子たちの面倒は、お店の前でおとうさんが見ておられます。
子供たちがあちこちに走り回って、たいへんそうです。
せっかくの休日ですが、おとうさんは休めません。

しばらくして、私たちはお買い物に向かいました。

いろいろとお買い物を済ませての帰り、オープンカフェの前の通路を通りかかりましたら、
あれれ？　見たことがある赤いポロシャツのおとうさんです。
片手に缶ジュースを持ち、女の子が一人乗ったバギーをゆっくり押しながら、
通路を駆け回るもう一人の女の子を見ておられます。
装飾店の中には…、おかあさんとおばあちゃん。

あれから、一時間以上経っています。

『おとうさん、たいへんですね。』

何が私をそう思わせたのでしょう？　
なぜか、そう思いました。　


　あちらの島とこちらの島の間をつなぐ橋を架けるのは、たいへんですね。