至れり尽くせり…？

今まで気が付かなかったのが不思議ですが…。

今日、夕食のお支度の時、アルミホイルを使いました。
その時、初めて気が付いたのが、ホイルの箱に書かれている表示です。
『右手親指位置の目安』と『左手親指位置の目安』とが、書かれているのです。
もしかして…と思って、ラップの箱を見ましたら、そこにも同じ表示がありました。
予備用にあった他のメーカーのラップにも、同じ表示があったのです。

ホイルはともかく、ラップの方は、きちんと切り取れなければ、確かに大変です。
取り出し口がわからなくなってしまい、見つけるのが至難の業です。
でも、だからこそ、『どうすれば失敗をしなくて済むかしら？』と、
使いながら工夫をしていけると思うのです。

今の世の中、何もかもが与えられますので、工夫をすることが少なくなりました。
工夫して得たことは、次への応用にも使えますので、自分の為になります。
でも、人に与えられることに慣れてしまうと、与えられて当たり前になり、
工夫をしなくなるばかりか、与えられないことへの不満さえ出てしまいます。

いろいろな商品に表示されている注意書きなどは、
果たして、ここまでする必要があるのかしら…と思うこともよくあります。
いくらなんでも、口には入れないものにも、『口に入れないでください。』
熱湯を注ぐものには、『やけどに注意してください。』
洗剤や漂白剤などに、『飲まないでください。』

書いてなかったから、怪我をしたり、病院に行く結果になったりするのでしょうか。

取扱いの注意書きを読むことも大切ですが、常識の範囲…という言い方では
解決しない時代になっているのでしょうか…。

至れり尽くせりも、加減が大切かもしれませんね。


　道端に咲いていました。