なでしこジャパン…おめでとう

オリンピックも、残すところあと３日になりました。
いろいろな競技の選手たちの活躍が紹介され、毎日が、感動の連続です。

昨夜は、なでしこジャパンの試合がありました。
主人は、たとえ夜中の試合であろうと、毎試合を応援してきました。
私は、途中からの応援でした。

アメリカの選手は身長も高いし、パワーがあると言う感じがしました。
それに比べますと、なでしこ達は小柄でしたが、よく走り、蹴り、止めていました。
結果は、銀メダル。
金メダルを目指しての勝負でしたので、金ならば…この上ないのですが、
それでも、この銀メダルは輝いていました。

主人が、ちょっと残念そうに言いました。
「前半に、アメリカにハンドがあったけれど、ファウルを取ってもらえなかったよ。」

その後、インターネットを見ていますと、ドイツやアメリカのメディアが、
主審さんがハンドを見落としたことを取り上げていました。
アメリカの選手も、それを認めていたようです。

ところが、試合後の記者会見で、なでしこの佐々木監督は、
『主審が何を見ていたかは分かりませんが、私は主審の判定を尊重します。』と
言っておられました。

審判によって判定される競技は他にもいろいろありますが、
佐々木監督のこの言葉に、私は胸を打たれました。

もちろん、誤審を容認しているのではありませんので、
そういったことが起こることが許されて良いわけはありませんが、
そんなことも起こる可能性があることだけは、承知しておく必要があるのでしょう。

佐々木監督の言葉です。
『決勝にふさわしいゲームをしてくれた選手たちを誇りに思います。
決勝で恥じることのない正々堂々としたフェアプレーをやってくれましたので、
非常に満足しています。試合後の円陣では、選手に感謝し、
胸を張って銀メダルをかけて帰ろうとつぶやきました。』
とても印象的でした。

　空がちょっと秋っぽい…？