だから男は、嘘をつく

男に二言は・・・二転三転、七転八倒。

あなたならどうする?前編

2004-12-13 | 男の嘘
男は、自らすすんで口からでまかせを言うのは得意です。
ですが、意外に苦手なのが、相手に先手を取られてからつく嘘。
私の学生時代の友人に起きたドキュメントです。
(ホントに友人ですからね)


外見は、爽やかさが汁になってほとばしるぐらいのスポーツマン。
内面は、腹黒さが膿みになって充満している遊び人。
女のコとベッドインするためなら、あらゆる手練手管を弄する男でした。
(無理矢理とか犯罪的な行為はもちろんナシですよ)

「何もしないから」系の超定番。しないわけはないんですけど。
「もしかしたらオレ、○○ちゃんのこと好きになっちゃったかも」と
やることやってから「もしかしなかったみたい、ゴメンネ」系。
「こうなることは決まってたんだ」とほざく予言系まで、
言葉の限りを尽くしていろんな方とくんずほぐれずしておりました。

自分でも豪語してたんですけど、その場になると言葉がどんどん
溢れ出てくるんだそうです。相手が躊躇すればするほど、
嘘がなめらかにつけるんだそうです。
そんな彼がある日突然出会った事件です。

合コンの帰りに女のコを家まで送ったんだそうです。
「お茶でも飲んでいく?」の言葉に心でガッツポーズしながらも、
「そんなこと言っちゃったら知らないよ」的な
日本の若者のワビサビとも言える定番の会話を交わしつつも
部屋に上がり込むことに成功した彼。
合コン時の感触もよく、事前に彼氏がいるとの情報も
握っていたので、「後腐れなくていいかと思った」と
後に彼は回想していました。

お茶をいただき、深夜番組を一緒に見て、
時々眼を合わせるなどの様式美あふれる駆け引きの後、
自然にベッドに押し倒す。
相手に拒否の姿勢はありません。
ベッドの上で見つめ合った瞬間に、
彼の脳内PCに用意されていた
懇願系のセリフも強引系のセリフも、
煙に巻く系の呪文も消去されていました。

彼は後に述懐します。
「すべてがお釈迦様の手のひらの上だった」と。





・・・明日に続きます(笑)



そんなとこでヤメないで
なんて思ってくれたらクリヨロ。ランキングです。