医療通訳研究会(MEDINT)活動報告

医療通訳研究会(MEDINT)の日々の活動をご紹介します。
HPではご紹介できなかった活動の様子をお知らせします。

2006.11.12医療通訳講座「児童虐待」

2006-11-13 10:26:06 | Weblog
参加者は15名。2名の行政通訳の方々も参加されました。最近毎日のように、新聞やテレビで子供の虐待が報道されています。これは日本人だけの問題ではありません。外国人の子供たちは、言葉の問題で地域コミュニティから離れていたり、日本語でないために虐待の発見が遅れることもあります。親の相談窓口も少ないですし、児童相談所のシステムもない国が多いため、その仕組みを知らせるために広報などの努力もしなければなりません。講師の先生はとてもお忙しい中、児童虐待対応の現状と虐待を発見したときの対応についてお話くださいました。通報義務違反に関しての罰則はないが、間違った通報をしたときでも法律として問われない。確証がなくても疑いがあれば通告するということも、医療現場に立ち会う可能性のある私達にとっては他人事ではありません。また通訳者が抱え込むのではなく、学校や医師から通報してもらうという形や、一時保護の現状などについても丁寧にお話いただきました。通訳者の方々にこのお話を聞いてもらいたかったのは、ひとりで抱えることの困難と限界を知ること。専門機関についてきちんと理解すること。そして何よりも虐待の範囲は個人のものさしでははかれないことを知ってもらいたかったのです。

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