MEDINT(医療通訳研究会)便り+

医療通訳だけでなく、広く在住外国人のコミュニケーション支援について考えていきます。

お聞き苦しくてm(__)mすみません

2014-05-19 00:00:00 | 通訳者のつぶやき
先週から風邪をひいて、声が出なくなってしまいました。
熱はないし、頭痛や筋肉痛などもありません。
ただ、喉が痛くて、咳が出て、声が出ない・・・・のです。

白湯を飲んで、のど飴を舐めて、イソジンでうがいをして、
首巻きして、加湿器つけて、寝るときはマスク。
それでも一向に改善しません。

相談者の中にも同じような症状の通訳依頼があって、
結構多いのかなと思っています。
皆さんは大丈夫ですか?

それでも先週3箇所で話をしなければいけない機会があって、
お聞き苦しい声を撒き散らしてきました

14日は滋賀の全国市町村国際文化研修所(JIAM)
「多文化共生マネージャー養成コース」の研修がありました。
私は「生活相談」を担当しているのですが、
国際交流協会での生活相談事業は、取り扱うケースが年々難しくなっているのが実情です。
毎回、都道府県や市町村の国際担当、国際交流協会職員、
NPO団体スタッフが参加しています。
私と同じ外国語の相談員の方々もいるので、心強く思います。


16日は愛知県立大学の授業
まず9日の授業の振り返り。「外国人と労働」だったのですが、
昔は偽装請負や社会保険に入ってくれない、労災隠しなどは
外国人労働者と一部労働者のものかと思っていたのですが、
最近は若年労働者でも同じようにひどい労働条件のケースがあります。
学生がいつか世の中に出て行く日のために、
人ごとではなく自分のこととして労働基準法を理解するようにと願います。
16日のテーマは「結婚と離婚」。離婚届や不受理申請など
普通はあまり見ることのない書面を見ながら説明していきます。
DVや婚姻の破綻なども外国人だけのケースではないなあと痛感します。

18日は広島県手話通訳士協会の研修にお招きいただきました。
このブログを4年前から読んでくださっているKさんが、企画してくださいました。
ブログを見てという依頼ははじめてです。
それも異業種である手話通訳の方から。
ブログやっててよかったなあ・・とつくづくと思いました。
「言語通訳者」として「医療通訳」について話すのははじめてで、
改めて、通訳は当事者あってのものであり、
権利擁護の運動とセットであることを痛感しました。
このことについては、また別の機会に書いてみたいと思います。

今週末は多文化間精神医学会長崎大会に。
土曜日朝のシンポジウムに参加します。
テーマは「多文化診療事始め」。
はじめて精神科医療通訳をした頃を思い出して話したいと思います。
それまでに声が出るように直さなければ・・・






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