MEDINT(医療通訳研究会)便り+

医療通訳だけでなく、広く在住外国人のコミュニケーション支援について考えていきます。

看護雑誌の連載がはじまりました

2020-02-06 00:00:00 | 通訳者のつぶやき
お久しぶりです。
1月は研修三昧で飛び回ってました。
大阪府看護協会の日本国際看護師の養成研修や
静岡県や沖縄県、奈良県での外国人相談窓口研修、
岸和田市医師会の看護専門学校の授業など
昨年4月の入管法改正以来、専門職や窓口が「合理的配慮」としての
外国人に関する理解や接遇を学ぶ機会が増えてきています。

この活動は医療通訳と直接関係ないように思われますが、
外国人にかかわる専門職や窓口が
外国人対応に慣れてくれれば、
通訳者の介入もスムーズになります。
やさしい日本語の普及や音声翻訳ソフトの適切な利用なども
日本語に慣れていない外国人が困らない社会を作る社会資源です。
「言葉で困らない社会」は医療通訳者だけで作れるものではありません。
医療通訳に関する社会のコンセンサスが進んできている昨今
これから私たちが行うのは、医療通訳者が働きやすい環境の整備だと考えています。

一方で、看護・医療系出版社であるメディカ出版の22雑誌の巻末にある
共通コラム「カンパネオ」で今年の2月号から隔月連載をはじめました。
タイトルは「外国人の患者さんが来ました 国際化で求められる知識とコミュニケーション術」です。
外国人対応には専門職連携が欠かせないので、
私とゲストで質疑応答の形式をとっています。
第1回のテーマは「外来看護師」で、りんくう総合医療センターの新垣看護師と共同執筆です。
1ページのコラムですので、すぐに読めると思います。
病院や図書館にあるのを見かけたら、読んでみてください。

出張先でぎっくり腰になりました。
帰れないかと思った・・・。
皆さんも寒いのでご自愛くださいね(涙)。
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