MEDINT(医療通訳研究会)便り

医療通訳の制度化を目指す医療通訳研究会(MEDINT)のコラム
~みんなで 医療通訳者を増やし、守り、育てよう!~

「チーム医療」プロシーディングできました!

2014-06-02 00:00:00 | 通訳者のつぶやき
お待たせしました。

やっと昨年12月に開催した医療通訳研究会(MEDINT)シンポジウム2013
「チーム医療の中の通訳者~私たちはこんな医療通訳者と働きたい」の
プロシーディングが完成しました。

テープ起こしがあがってきたのが2月にもかかわらず、
今回はチェックにすごく時間がかかってしまいました。

申し訳ありません。

昨年12月には、たくさんの方にご参加いただきましたが、
もう一度読み返してみると、新しい発見がたくさんあると思います。
是非、手にとってみてくださいね。

内容についてはここでは転載できないので、
私の書いたあとがきの一部を掲載させてもらいます。

おわりに
最初、支援者として同行していた医療通訳者は、
多かれ少なかれ医療機関に複雑な思いを抱いていました。
もっと患者に優しくしてほしい。もっとわかりやすくしてほしい。
医療文化の違いを配慮してほしい。
また、外国人だからと露骨に嫌な顔をされたり、
本人の目の前で差別的な発言をされたり、保証人にならざるをえなかったり・・・。
時には、医療機関のために医療通訳をやってきたのではないと思ったこともありました。
でもそんな中で、言葉が通じないから診察ができない、
治療方針を理解してもらえないから治してあげられないと心を痛めてくれる医療従事者の人たちと
たくさん出会えたことが救いでもありました。そうした皆さんとの出会いが、
医療通訳を制度化して、どんな外国人でも安心して母語で
医療を受けることができる日本社会を目指したいという共通の思いになっていきました。
今回のシンポジストにはあえて医療機関の方々ばかりを選ばせていただきました。
どなたもとても心のあたたかい先生方です。
私たち医療通訳者は、みなさんのチームの一員として認めてもらうために、
どんなことに気を付ければいいでしょうか。どんな通訳者を必要としていますか?
もっと聞かせてください。苦情も受け付けます。私たちはどんな素養を身につけて、
どんな研修を受けて、どんな通訳者になればいいでしょう。
みなさんにとって使いやすい医療通訳者って?
一緒に働きたいと思ってもらえる通訳者はどんな通訳者でしょうか。
いままで先生方は、もしかしたら医療通訳に遠慮されているところもあるのかなと不安にも思ってきました。
今回のシンポジウムをひとつの出発点にして、これからも議論していきましょう。
よろしくお願いします。


2014年初夏

医療通訳研究会(MEDINT)代表
村松 紀子
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