MEDINT(医療通訳研究会)便り+

医療通訳だけでなく、広く在住外国人のコミュニケーション支援について考えていきます。

コカコーラの効能

2010-06-11 00:00:00 | 通訳者のつぶやき
通訳をやっているといろんな母国での民間療法について
耳にします。

中南米でよく聞くのは「コカコーラの効能」です。

特定の地域ではなくいろんな国の人から
いろんな効能について聞きます。

「熱が下がる」
「風邪が治る」
「頭痛が治る」
「脱水症状を止めるため」etc...

たしかに、どんな田舎にいってもコカコーラはあります。
そういう意味では誰にでも手に入るアイテムかもしれません。
抗生物質が手に入らない場所でもコカコーラは売っています。

先日もある患者さんが食中毒による脱水症状でやってきました。
「水だけではだめだからコカコーラを飲んでいた」
と普通に説明しますが、日本人には違和感があります。

国によって熱のあるときに食べるものもかなり違います。
「冷たい口当たりのいいものを食べて熱を冷ます」国もあれば
「温かいものを食べて身体を冷やさない」国もあるし
「食欲がなくても力のでる食べ物(肉など)を食べる」国もあります。

昔から「気は心」といいますが
自分にとって身体によさそうなもの、
小さい頃親が与えてくれていたものを摂取すると
なんとなく回復に向かうような気がするから不思議です。

阪神大震災のとき
たくさんいた不定愁訴の患者さんには
検査で病気が見つからない人たちが結構いました。
病院としては病気のない人に薬を出すことはできないでしょうが、
せめてビタミン剤でも出して欲しいというのが
同行していた通訳者の願いでした。

コカコーラもそうした人々の願いを受けて
いろんな病気を治してきた経緯があるのかもしれませんね。
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2 コメント

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たしかに…… (山雨乃兎(やまめ のうさぎ))
2012-05-14 05:27:22
久しぶりに、深夜コーラを飲んだら、何だか頭がすっきりしました。
コーラには、そんな効能があるのかもですね。
やまめのうさぎ様 (MEDINT)
2012-05-14 10:24:54
気はこころ・・という感じでしょうか。

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