MEDINT(医療通訳研究会)便り+

医療通訳だけでなく、広く在住外国人のコミュニケーション支援について考えていきます。

MEDINTのマスコットキャラを作っています

2021-04-16 22:43:34 | 通訳者のつぶやき
クラウドファンディングの返礼で
MEDINTのマスコットキャラを作っていただくことになりました。

そのクラウドファンディングは
「がん医療におけるマインドフルネス」講演会で知った
別府市で活動されているマックネットシステムさん
「医療用ケアキャップの作成でがん患者さんの働く場所を作る」というものです。

妹が抗がん剤で髪が抜けたとき、
病院ボランティアの方が、タオル地で作った肌にやさしいキャップを下さいました。
キャップ自身はシンプルなものでしたが、そこに添えられていた手紙がとても暖かく
闘病中の本人と家族には大変ありがたいものでした。

ただ、帰宅など外に出るときには、少しおしゃれなものをと思って
デパートに探しに行ったのですが、健常者向けで少し高齢者向けのデザインが多く
医療ケア用のキャップはなかなかいいものが見つかりませんでした。
もちろん、ウィッグ(カツラ)も用意していたのですが、
何となく髪だけが元気すぎるような印象を受けました。

また、このプロジェクトは、先輩患者さんが次の患者さんの背中を押すという
循環型の当事者支援であることがとても良いと思いました。

世の中に足りないサービスやお手伝いの部分を
民間のNPOやボランティアが資金調達をして行える
クラウドファンディングのシステムは
支援者同士が直接繋がれていいですね。

で、返礼はふるさと納税と同じで「おまけ」ではあるのですが、
キャラクターを作成していただくことになりました。

MEDINTの20周年にむけてのキャラクターです。

今まで、MEDINTではスタッフがすてきなHPを作ってくれていますが、
シンボルのようなものをもちませんでした。
皆さんにお披露目できる日を楽しみにしています。

PS:報道の通り、4月以降、大阪と兵庫の感染者が増えています。
相談窓口にいても、明らかに陽性者からの相談が増えてきています。
当たり前ですが、1人の感染者に10人の濃厚接触者がいたとしたら
感染者が100人なら1000人だけど、500人なら5000人です。
濃厚接触者というだけでは、感染者とはいえないけれど
素人なりに感染力が強いなということは感じます。
そんな現実を背中で感じ始めています。
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