こんにちは、イラク平和テレビ局 in Japanからのお知らせです。
サミールァディルさん(イラク労働者共産党)からZENKO大会へのメッセージが届いています。
ぜひお読み下さい! 7/27・28・29ZENKO大会にサミールさんと交流しにぜひご参加下さい。
7/26(木) サミールさんと一緒に外務省への交渉に行きます。10時に外務省正門前集合です。
参加できる方 090/8162/3004(川島)まで連絡お願いします。
*********転送歓迎****************
◆7/28・29ZENKO大会に参加するサミールァディルさんからメッセージが届きました。
直接交流するために、ぜひZENKO大会にご参加下さい!!→http://www.zenko-peace.com/12zenko/12zenko.html
<ZENKO大会へのメッセージ>
サミール・アディル
山川代表、大会を準備された同志の皆さん、ご出席の皆さん、
イラクの解放・革命運動を代表して、また私個人として、この大会に再び招
待してくださったことに多大なる感謝の意を表します。 今、人類は地域的に
も世界的にも暗黒の時代を迎えています。そんな中で、全交大会が平和と安
全、民主主義を根づかせる大きな足がかりとなることを期待してやみませ
ん。
皆さん、日本だけでなく世界が現在直面する最重要課題が二つある、と私は
考えます。核=原子力の脅威と失業です。 どちらも新自由主義政策の産物で
す。つい最近も、世界の超大国が主導し、原子力の平和利用の権利を認める
国連決議が採択されました。
しかし、日本の福島の事故から明らかになったのは、原子力に平和利用など
ありえないということです。反対に、原発の保有により何億円もの金を懐に
入れる大企業は、安全な社会の実現を全く考慮することなく、命と暮らしを
犠牲にして富と利潤をむさぼり続けるということです。福島の事故が唯一の
経験ではありません。チェルノブイリの事故も同様でした。そして、チェル
ノブイリと同じように、福島で実際に何が起きたかについては報道統制が敷
かれています。
それと並んで、多くの企業がグローバル経済危機のただ中で、資本の蓄積と
利潤の確保のために何百万人もの労働者の首を切り, さまざまな分野でリス
トラを行い、労働者階級をはじめ働く人びとに経済危機の負担を押しつけて
います。ヨーロッパやアメリカで新自由主義政策の失敗が立証され、誰の目
にも明らかになりつつある時に、日本とイラクでこの新自由主義政策が公然
と実行されようとしているというのは、何とも不思議なことです。その政策
とは、要約すれば、公共部門の売却、為替レート切り下げ、光熱費や基礎的
生活物資に対する補助金の撤廃、公共サービスへの政府支出削減です。
しかし、それだけにとどまりません。企業所有者たち、そして西側諸国やロ
シア・中国の各政府の中でそれら企業に肩入れする者たちは、世界の再分割
によって危機からの脱出を図ろうとしており、それは戦争という形で、直接
対決か代理戦争かの違いこそあれ、実行されるほかありません。これこそい
ま中東で、イランの核問題やシリアの非常事態などメディアや政治の動きを
エスカレートさせているものの正体です。これら諸国政府は、労働者階級を
はじめ働く人びとに経済危機の負担を転嫁するだけでなく、自分たちの懐を
肥やすための利益の保持、資本の蓄積を至上命題に、働く人びとを戦争の炎
の中に投げ込もうとしているのです。
今日、世界は以前より安全ではなくなっています。ヨーロッパでは、この大
会のスローガンにあるように、99%の人びとが経済 的な安心とはほど遠い生
活を強いられています。日本も経済的に安心ではない上に、福島の事故が繰
り返されはしまいかという不安に付きまとわれています。中東では平和も経
済的社会的安定も達成されず、国家およびテロ集団による重大な人権侵害が
横行しています。
イラクは占領終結後、国際的地域的紛争の舞台となってしまいました。諸大
国が政治地図を描き直し、対立する国々から勢力圏 を奪い返そうと争い合う
場になっています。無法状態がエスカレートし、政治危機が深化し、内戦の
脅威が高まっている状況は、そうした紛争を直接反映するものです。一方、
マリキ政府は、ちょうど橋下がそうであるように、新自由主義路線をひた走
って います。報道の自由や政党の結成、表現の自由、労働者の団結権・スト
ライキ権・デモの権利を規制する何十もの法案を議会に提出し、こうした自
由・権利を破壊し縮小することによって新自由主義政策を実行しようと躍起
です。
世界の解放・革命勢力の間で闘いを統一し、連帯を強化することが、過去の
どの時代にも増して人類社会のために必要とされている、と私は訴えます。
全交大会を、そうした統一と連帯強化への道を照らすたいまつにしていきましょう
■ 今週のイラクSANAテレビ最新番組
「『マリキ首相は泥棒だ』─アルフォディリヤ地区住民の怒り」(制作:イラク・SANAテレビ)
2012年3月、サナテレビはアルフォディリヤ地区を訪問しました。
まずはこの地域のひどい生活状況を見てください。
ここでも、公共サービスはほとんど実施されていません。
道路の排水さえまともに行われていません。水も電気もまともに来ません。
政府や行政当局は、口約束はしても何もしません。
こんなマリキ政権に、住民が怒りをぶつけます。
※サンプル映像はこちらから・・・・http://peacetv.jp/sample_video.php
■ 石油労働者への弾圧に抗議&連帯メッセージを!
石油労働者への弾圧に抗議&連帯メッセージをお願いします。
http://peacetv.jp/kougi.html
■ 配信映像への感想をお寄せください
配信映像を視聴した感想を企画・編集に生かしていきたいと考えています。
以下のサイトから、視聴した感想をお寄せ下さい。
http://peacetv.jp/kansou20120215.html
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イラク平和テレビ局 in Japan
http://peacetv.jp/
E-mail: info@peacetv.jp
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サミールァディルさん(イラク労働者共産党)からZENKO大会へのメッセージが届いています。
ぜひお読み下さい! 7/27・28・29ZENKO大会にサミールさんと交流しにぜひご参加下さい。
7/26(木) サミールさんと一緒に外務省への交渉に行きます。10時に外務省正門前集合です。
参加できる方 090/8162/3004(川島)まで連絡お願いします。
*********転送歓迎****************
◆7/28・29ZENKO大会に参加するサミールァディルさんからメッセージが届きました。
直接交流するために、ぜひZENKO大会にご参加下さい!!→http://www.zenko-peace.com/12zenko/12zenko.html
<ZENKO大会へのメッセージ>
サミール・アディル
山川代表、大会を準備された同志の皆さん、ご出席の皆さん、
イラクの解放・革命運動を代表して、また私個人として、この大会に再び招
待してくださったことに多大なる感謝の意を表します。 今、人類は地域的に
も世界的にも暗黒の時代を迎えています。そんな中で、全交大会が平和と安
全、民主主義を根づかせる大きな足がかりとなることを期待してやみませ
ん。
皆さん、日本だけでなく世界が現在直面する最重要課題が二つある、と私は
考えます。核=原子力の脅威と失業です。 どちらも新自由主義政策の産物で
す。つい最近も、世界の超大国が主導し、原子力の平和利用の権利を認める
国連決議が採択されました。
しかし、日本の福島の事故から明らかになったのは、原子力に平和利用など
ありえないということです。反対に、原発の保有により何億円もの金を懐に
入れる大企業は、安全な社会の実現を全く考慮することなく、命と暮らしを
犠牲にして富と利潤をむさぼり続けるということです。福島の事故が唯一の
経験ではありません。チェルノブイリの事故も同様でした。そして、チェル
ノブイリと同じように、福島で実際に何が起きたかについては報道統制が敷
かれています。
それと並んで、多くの企業がグローバル経済危機のただ中で、資本の蓄積と
利潤の確保のために何百万人もの労働者の首を切り, さまざまな分野でリス
トラを行い、労働者階級をはじめ働く人びとに経済危機の負担を押しつけて
います。ヨーロッパやアメリカで新自由主義政策の失敗が立証され、誰の目
にも明らかになりつつある時に、日本とイラクでこの新自由主義政策が公然
と実行されようとしているというのは、何とも不思議なことです。その政策
とは、要約すれば、公共部門の売却、為替レート切り下げ、光熱費や基礎的
生活物資に対する補助金の撤廃、公共サービスへの政府支出削減です。
しかし、それだけにとどまりません。企業所有者たち、そして西側諸国やロ
シア・中国の各政府の中でそれら企業に肩入れする者たちは、世界の再分割
によって危機からの脱出を図ろうとしており、それは戦争という形で、直接
対決か代理戦争かの違いこそあれ、実行されるほかありません。これこそい
ま中東で、イランの核問題やシリアの非常事態などメディアや政治の動きを
エスカレートさせているものの正体です。これら諸国政府は、労働者階級を
はじめ働く人びとに経済危機の負担を転嫁するだけでなく、自分たちの懐を
肥やすための利益の保持、資本の蓄積を至上命題に、働く人びとを戦争の炎
の中に投げ込もうとしているのです。
今日、世界は以前より安全ではなくなっています。ヨーロッパでは、この大
会のスローガンにあるように、99%の人びとが経済 的な安心とはほど遠い生
活を強いられています。日本も経済的に安心ではない上に、福島の事故が繰
り返されはしまいかという不安に付きまとわれています。中東では平和も経
済的社会的安定も達成されず、国家およびテロ集団による重大な人権侵害が
横行しています。
イラクは占領終結後、国際的地域的紛争の舞台となってしまいました。諸大
国が政治地図を描き直し、対立する国々から勢力圏 を奪い返そうと争い合う
場になっています。無法状態がエスカレートし、政治危機が深化し、内戦の
脅威が高まっている状況は、そうした紛争を直接反映するものです。一方、
マリキ政府は、ちょうど橋下がそうであるように、新自由主義路線をひた走
って います。報道の自由や政党の結成、表現の自由、労働者の団結権・スト
ライキ権・デモの権利を規制する何十もの法案を議会に提出し、こうした自
由・権利を破壊し縮小することによって新自由主義政策を実行しようと躍起
です。
世界の解放・革命勢力の間で闘いを統一し、連帯を強化することが、過去の
どの時代にも増して人類社会のために必要とされている、と私は訴えます。
全交大会を、そうした統一と連帯強化への道を照らすたいまつにしていきましょう
■ 今週のイラクSANAテレビ最新番組
「『マリキ首相は泥棒だ』─アルフォディリヤ地区住民の怒り」(制作:イラク・SANAテレビ)
2012年3月、サナテレビはアルフォディリヤ地区を訪問しました。
まずはこの地域のひどい生活状況を見てください。
ここでも、公共サービスはほとんど実施されていません。
道路の排水さえまともに行われていません。水も電気もまともに来ません。
政府や行政当局は、口約束はしても何もしません。
こんなマリキ政権に、住民が怒りをぶつけます。
※サンプル映像はこちらから・・・・http://peacetv.jp/sample_video.php
■ 石油労働者への弾圧に抗議&連帯メッセージを!
石油労働者への弾圧に抗議&連帯メッセージをお願いします。
http://peacetv.jp/kougi.html
■ 配信映像への感想をお寄せください
配信映像を視聴した感想を企画・編集に生かしていきたいと考えています。
以下のサイトから、視聴した感想をお寄せ下さい。
http://peacetv.jp/kansou20120215.html
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E-mail: info@peacetv.jp
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